人との出逢いって不思議だなぁとつくづく思います。



今朝、またひとり友だちが帰国しました。


思えば、不思議で偶然の多い出逢いでした。



彼女とは同じバイトだったのに、
存在は知っているものの2ヶ月以上全く一緒になることがなく、



初めて会ったのはバイトでではなく、近所のTESCO(スーパー)。

偶然友だちといたおかげで初対面。



その後一緒に働いたのは1度か2度。


それ以外でたまたま会うことしかなかった。

家が近いから今度遊ぼうね~なんてよく言っていながら、実行はされず。



でも共通の話題が何かとあって。

好きな靴屋さんが一緒だったり、演劇をやっていたり。


彼女はロンドンでコメディをやっていて、2ヶ月くらい前にそのワークショップの本番を観に行きました。


いわゆるコメディのエチュード(即興劇)なんだけど、
もちろん基本的なことは同じなんだけれど、色々なスタイルの方法を変わるがわるやっていくものでした。

お客さんから題材をもらって展開していくし即興なので、ただでさえ難しい(とても面白くて私は好きだけど)のに、


当たり前だけど、全部英語。


ハードルがぐぐぐぐぐっと上がります。


それでも物怖じせずやっている姿、すごいとしか言いようがなかったです。




そんな交流はあったものの、お互い会えると嬉しいのに中々会えず。
先月はアフターヌーンティーに行ったりできたけど。

リービングパーティーには旅行中で参加できなかったし。
その後の遊ぶ予定も中々実現せず。


いつも少しだったけど、会うと元気になれたし楽しかった。

何故だかつい1ヶ月くらい前まで、年下だと思っていたんだけど、
お姉さんだった!!

なんでそう思っていたんだろう??謎。

そんなこと気にならない親しみやすさだったんだよね。




何が言いたいかといいますと。



帰国前には絶対会おうねと言っていたのが、前々日の夜中に実現され。


バイトが終わった私は、彼女の家に行くことに。



いや、近所だとはわかっていたけれどさ。

近いんだろうなと思ってはいたんだけどさ。



家から1分半の近さだなんて思わないじゃん!!!



お互い驚きました。


毎日毎日通っていますけど。
この写真。彼女の家から目線。
右を向くと、いつもの私の帰宅路。

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左を向けば家。

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わかりにくいけど、このショックを載せる。笑

家から出て、2回曲がるだけで着く近さ。
自転車なんて、乗ろうとするだけ無駄な距離。


こんなにこんなに近くに住んでいたなんてーーー!号泣


こんなに近いなら、帰りにちょっと寄ったり、
じゃあ今から行くわ~って簡単に遊びに行けたり、


フラットメイトみたいな感覚で会えたのにーぬ~ん


この悔しさ、きっと私たちにしかわからなーい!がーん



灯台本暗しに似ている感覚といいますか。。。


もっと遊びたかったなー。
もっと話したかったなー。
もっと一緒にいたかったなー。


大変もったいないことをしていました。
遊ぼうと言ったら、早々と実行した方がいいですね。


一晩で「なんで私たちー・・・!!!」と言って、嘆きハグを何度交わしたことかッうるうる



悔し~い!
でも、知らなかったけれど、ずっと近くにいたんだねっていう嬉しさがあります。


なんでこんな直前になってだったんだろう!?!?!?
何か意味もある気もしますが、今はわからない!




その日は朝まで話は尽きず。

色々物をもらうこともあって、結局昨夜もお邪魔しました。


ラストナイトの2ショット。

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そして今朝駅までお見送りしてきました。


いなくなってしまうのが実感できないけれど、
帰国する実感が湧かないのは本人が1番ですね。


またイギリスに戻ってきたいって。
そりゃそうだよね。6年もいたんだもん。


私も5年半一人暮らしした家を出てこっちに来た時は、
中々実感湧かなかった。

きっとそれ以上だよね。



・・・私も帰国する時、そう思えるようでありたいです。





こっちに来て、こういう別れが多い。

不思議な感覚です。
ロンドンじゃなければ出逢わなかった。
そして5年だったり6年だったり長く住んでいた彼女たちの、何故最後の半年に足らない時間しか会えなかったのかな。


偶然こんなに近くに住んでいるなんてことも、ロンドンだからあり得る話。

不思議。
不思議。

上手く表せないけれど、
こっちに来るまで感じたことのないものの混じった不思議な感じです。



ふたりで共通の不思議感いっぱいな悔いが少し残りましたが、
日本でも近くだし、そうでなくてもすぐに会えそうな気がします。

寂しいけれど、気持ちがあたたかくなる出逢い。


次に会えるのが楽しみ。

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