前評判も高く、楽しみにしていた『レ・ミゼラブル』

2時間40分と長い映画なのに、映画の世界観が終わるのが惜しいという評がありましたが、見てそれがわかりました。長さを感じさせないのです。

ミュージカル映画なので、セリフが歌。

ちょっとしらけたときに見るとバカみたいと思いがちですが、この映画では、不自然さや違和感を全く感じませんでした。

今までのミュージカル映画とは違って、歌いながら演じているというのも話題になっていますが、その素晴らしさも見るとよくわかります。

特に素晴らしかったのがアン・ハサウェイ演じるフォンテーヌの「夢やぶれて」とサマンサ・バークス演じるエポニーヌの「オンマイオウン」

あちこちですすり泣きが聞こえてきました。

他の出演者も歌がうまい!

驚いたのがラッセル・クロウの歌のうまさ!
そして存在感があります。
太ってしまっても起用され続けている理由がわかりました。

アカデミー賞総なめになりそうな作品です。

下の特別映像では、歌いながら演技することのパワフルさについて、出演者が語っています。



演技や歌だけでなく、ストーリーも素晴らしいです。

懸命に生きるひとり一人の存在がいとおしくなる、愛の映画です。