気になりつつ映画館で見逃していた『ソウルキッチン』 をTSUTAYAで発見!

ドイツのファティ・アキン監督の作品です。

期待を上回る面白さでした。

ハンブルグの大衆食堂を舞台に、オーナーのジノスの身辺に起こるいろーんなチャレンジがユーモアたっぷりに描かれています。

ジノスくん、いつもバッタバタです。
同情しつつも笑えます。

他の登場人物のキャラもいいし、音楽もいい!!!

音楽を制作前からピックアップして、パズルのようにあてはめていったのだそうです。

最後のエンドロールもお洒落。
『クロッシング・ブリッジ』のときも思いましたが、この監督、本当にセンスがいいな~と思います。

音楽のセンスだけでなく、舞台となるレストランをはじめ、ロケ地のセレクションがグッドです。

一番よかったのは、兄弟でギリシャ民族音楽をBGMに踊るシーン。

お料理もおいしそう!!!
ここもこだわっていて、イザベル・アレンデの「アフロディーテ」という料理本を参考にしたそうです。
恋人たちが盛り上がるような官能的な料理なのだとか。

また見ても楽しめそうな映画。

私が好きな映画はレストランを舞台にしたものが多いことに気づきました。

『ディナーラッシュ』、『リストランテの夜』、『マーサの幸せレシピ』(オリジナルの方ね)、とか。

映画に出てくる料理を紹介した本、『シネマ厨房の鍵貸します』もシリーズで持っていました。
結局は食いしん坊ということかなにひひ