2024.2.11 | 橋本あや子のブログ

橋本あや子のブログ

2023年から山形県議会議員(寒河江市・西村山郡区選出)となった橋本あや子です。
日々の活動や思うことを綴っていきます。
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今日の午前中は朝日町へ。
女性の会YUKARIの集まりがありました。
先日の『夢みる小学校』上映会のアンケート集計作業を手分けして行いました。

午後からは山形市のビッグウイングへ!

ジャーナリストの志葉玲さんの講演でした。
ウクライナとガザ 戦場から語る日本国憲法
というテーマでお話くださいました。

ウクライナ、ガザともに現地に行かれたことのある志葉さんのお話(とともに、動画や写真などの情報)から伝わるリアル。

いま、ウクライナ侵攻やガザ地区で起きていることは国際人道法違反であることは間違いありません。
国際人道法とは、戦争状態になったときに病院や学校、民間人の住居などを狙ってはいけない、というものです。

どちらも守られていない。

そして、私が思っていた『戦うことを止めたらいいのでは?』ということは、ただの偽善に過ぎないということもお話くださいました。

志葉氏が現地で聞いた際の答えは
『停戦はない。停戦をしても安心して安全に暮らしていけるかは別問題。』とのことでした。

戦闘していないけど、占領下に置かれた場合の悲惨な状況をウクライナの方々は知っているのです。

戦い続けたいわけではないけど、戦わなくてはならない。

一方、ガザへの攻撃はかつてないほどの酷さであるとのこと。また、海外のジャーナリストは入ることのできないように統制がされ、状況がわからない。
ただ、人口が220万人ほどいるなかで9割近くが飢餓状態である(援助物資を入れることをイスラエルが極端に制限している)状況で、爆撃も悲惨だが、飢餓と衛生状態の悪化による疫病で、大変な事態になり得る、とのことでした。

わたしたちに一体なにができるのでしょうか。

そこで、いまこそ憲法を活かす。

日本国憲法の前文には、日本国だけではなく全世界の平和を願うことが書かれている。

いま、世界は戦争をしている場合ではない。
気候危機は、深刻な事態。
政治がしっかりしないといけない。

最後の遠藤よしひさ山形市議の締めの言葉がステキでした。
地震などの天災はどうすることもできないけれど、私たちは戦争を止められるチカラがある。

本当にそのとおりだと思います。

なかなか、学んだことを発信していくことができないけれど、努めていこうと思っています。