こんにちは、
目黒区東が丘 「山本ファミリア皮膚科 駒沢公園」
院長の 山本綾子です。
***<2019年4月2日最新版>***
https://ameblo.jp/ayakoder/entry-12416124634.html
現在、スタジオプログラムを改変中のため、
新規のスタジオセッション(小学生以上)の受付を
一時中止しています。より効果のあるプログラム作成のため、
もうしばらくお待ちください。
乳児~幼児のアトピーの場合は、
スタジオセッションはなく、診察室内となります。
土曜日は非常に待ち時間が長くなりますので、
平日の受診を強くお勧めしています。
また、赤ちゃんのベビーフィットネスは、
赤ちゃんの成長に応じて、月齢ごとに学ぶのが理想的ですが、
遠方で頻繁に通えない方は、
クリニックのお問合わせフォームからご相談ください。
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今日は、
ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社が、
2018年9月にドイツで開催された
第30回国際化粧品技術者会連盟世界大会において、
筋肉が美肌に関与しているとの新知見を発表した
という話題についてです。
「アトピー発症部位の法則」である
「アトピー発症機序理論」を発見してから、
「皮膚が健康になるためには、運動が不可欠」ということを
ずっと伝え続けてきた私としては、
”ようやく研究の世界で美肌に対して筋肉が注目されるようになった”
と思いました。
”ついに時代がキター!”といったところでしょうか。(^^)
以下は、日本経済新聞の記事です。
https://r.nikkei.com/article/DGXLRSP491394_V20C18A9000000?s=0
記事の中で、
アトピーを治そうと思っている方が注目すべきは、
・体重あたりの体幹と下半身の総筋肉量が多い人ほど、顔のシミが少ないという事実
・体の筋肉量が多いほど、シワ、毛穴の目立ち、色ムラなどが少ないことも明らかになったことから、筋肉は様々な美肌作用を秘めている可能性が示唆された
という2箇所。
記事では、美容の観点から見ているので、
「シミ、シワ、毛穴の目立ち、色ムラ」などと書かれていますが、
アトピーを治すにも、美肌にも、
結局、同じことが大切なのですよね。
(アトピー肌→正常の肌→美肌と、肌質が改善してゆきます)
実際、アトピーの患者さんで、ステロイド外用に加えて、
メディカルフィットネス(運動療法)を併用してゆくと、
ただ湿疹が出なくなってゆくだけでなく、
肌質が改善してゆきます。
顔のシミの多い方には、
ひどい肩こりや冷え症の方が非常に多いです。
でも、これ、
このブログをお読みの方なら、すぐにお分かりになるでしょう。
肩こりということは、
顔の血流やリンパ流が悪いのですから。
また、冷えも、「その部分に血流が不十分で冷えている」ということ。
「皮膚に対する血流・リンパ流」に着目し続けてきた
「アトピー発症機序理論」からみれば、
当たり前のことなのです。
◆◆◆アトピーの湿疹発症部位の法則を知ろう!◆◆◆
皮膚科専門医 山本綾子の解決!オトナの皮膚病・肌トラブル
https://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140121/1054660/
もっと、自分の身体で何が起こっているかを理解して、
上手に「卒ステ」しよう!