こんにちは。
皮膚科医 山本綾子です。
今日は新しいテーマ、
「赤ちゃんから学ぶ身体の使い方」についてお話します。
「生まれたばかりの赤ちゃんから学ぶって?」
まだ一人では何もできない赤ちゃんから、
私たちが「身体の使い方」について、
いったい何を学ぶのだろう?と
不思議に思われたかもしれませんね。
でも、よく観察してみてください。
何も教わっていない赤ちゃんが、
生まれた時から自然にやっている動作が色々とあります。
そこにこそ、私たちが学ぶべきことが多数あるのです。
今回からスタートするテーマの
「赤ちゃんから学ぶ身体の使い方」では、
実は大人こそが学ぶべきだった!?
・・・とも感じる事柄をお話していこうと思います。
初回の今日は「きちんと身体をゆるめてますか?」
について、お話しします。
生後まもない赤ちゃんを思い出してください。
ずっと寝てばかりいますよね。
そんな赤ちゃんが目覚めるときに、
まず何をするか、わかりますか?
「のび」です。
そう、両手を上にあげて「う~ん」と伸びるあれです。
睡眠から目覚めたら「のび」をするんだよ、
と教えられてもいないのに、
ちゃんと「のび」をします。
これは、どういう意味でしょうか。
そうですね、
「ずっと同じ姿勢を続けた後は、動きが必要」
ということです。
同じ姿勢を続けるというこは、
筋肉や関節が動いていませんので、
血流やリンパ流が非常に悪くなっています。
だから、身体を動かして
血流やリンパ流を改善させなくてはならない、
という動物としての本能が
「のび」をさせています。
と言うことは、
私たちが仕事などで
同じ姿勢を続けていた場合も、
本当は「のび」が必要だということです。
長時間のデスクワーク、
前かがみの姿勢など、
一定の姿勢を続けた場合は、
悪化した血流やリンパ流の改善のための
運動が必要なのです。
言われてみれば、当たり前のことだと
感じる方もいるかもしれません。
でもこの当たり前が上手くできずに
悪化の一要因になっている場合もあるのです。
また、私、山本綾子が提唱する「アトピー発症機序理論」
から導き出された運動療法にも、
この考え方が一つのベースになっています。
難しいことはさておき、
今この記事をお読みの皆さんは、
「ずっと同じ姿勢だったな」と思うとき、
「のび」をしてくださいね。
気持ちもよいですし、
きっとアトピー・湿疹の改善にも役立ちますよ!
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