こんにちは。
私の外来には、看護師、薬剤師、理学療法士といった
コメディカル（もしくはパラメディカルともいいますが、
医師と協同して医療を行う人々のこと）のアトピー患者さん、
そして医師の卵である医学部生や、
お医者さんご本人も、患者さんとしてときどき受診されます。
お医者さんご本人の場合、内科や産婦人科といった
皮膚科以外を専門とされている医師の場合がほとんどです。
そして当然、医学部6年間で基礎医学を学んでいますから、
解剖学や生理学といった医学知識はあります。
そこで今回、患者さんとして私の外来を受診された、
一人の内科のお医者さん（Ａ医師）をご紹介させていただきます。
Ａ医師は、通常の診察に加えて、6月22日に実施された
「第14回アトピー発症機序理論勉強会」にも
ご参加いただき、診察と勉強会の両方でご感想をいただきました。
さっそく読ませていただいたところ、
とても多くの患者さんのご参考になる内容だったので、
ご本人に了承をいただき、ご紹介させていただくことになりました。
ぜひ読んでみてくださいね。
まずは、クリニックで私の診察を受けての感想です。
***** <クリニックで受診の感想ここから> *****
綾子先生からのアドバイスで反省し
姿勢なども意識しておりましたら、どんどん改善が見られ、
顔はプロトピックすらほぼ使わなくなり、
首、デコルテなどもかなり楽になってきました。
紫陽花は好きなのですが、毎年恒例で、
”紫陽花”イコール”アトピー悪化の季節到来”の
目安でありましたが、今年は違うのです、先生！
医者になって以来、コントロールがいい時期でも
後頸部や肩は皮疹がないときでも常に痒く、
汗などかこうものなら強烈な痒みに襲われておりました。
目立たないところだから多少痒くても仕方ないかと
諦めている場所でもあったのです。
それがこのステロイドを塗らない限り
16年続いていた肩、頸の痒みが、
殆どなくなったのです。
四月に先生の診察を受けてからは
一回はぶり返しましたが、
今は保湿のみですごく楽なのです。
自分でもすごく不思議でなりません。
今までどれほどひどい姿勢で
過ごしていたのかと、恐ろしくなりました。
もちろん多少の痒みはありますが。
自制内で、今までのあのこみ上げてくる
痒みがないのです。
稚拙な表現しかできないのですが、
本当に狐につままれた気分でもあります(^^;;。
すごく調子はよいのですが、
顔は耳の前の一部分だけは赤身が残っていますし、
夏のみ悪化する肘の内側は
ちょっと発症しそうな雰囲気ではあります。
さらに先生のアトピー理論を学びたいと思い、
今月の勉強会に参加させて頂く次第となりました。
先生の診察を受けて二ヶ月が経とうとしてますが、
先生と巡り会えたこと、本当に感謝しております。
アトピーに困っている方を救うためにも
私で何かできることがありましたら、
何でもいたしますので、何なりとおっしゃってくださいませ。
では今月お会いできますこと楽しみにしております。
***** <受診の感想ここまで> *****
たくさんの患者さんにとって、
とても勇気づけられる素敵なメッセージですよね！
そして6月22日、遠方より勉強会にお越しいただきました。
ご参加後に感想をいただいていますので、
続けて皆さんにご紹介しますね。
***** <勉強会の感想ここから> *****
自分の体験より、すべてストレスが原因で
悪化していると思っていましたが、
”ストレス → 過度の緊張 → 筋肉のこわばり → アトピー悪化”
とすべてがスパイラルのように
見事に繋がっていると気づきました。
先生の外来を訊ねてから約2ヶ月ですが、
かなり楽になりました。今日さらに理解を
深めたいと思い参加しましたが、とてもよかったです。
さらに姿勢や運動療法をしっかりと取り組んで
さらなるADLの向上に努めたいです。
また医師として、皮膚科だけでなく、
すべての分野に通じることであると思って
おりますので、私も産業医、内科医として
先生の理論を広めていきたいと思いました。
本当にありがとうございました。
（原因不明の手のしびれの方がいらっしゃったのですが、
先生の理論に基づいた話をして、
姿勢の改善をしてもらったら、
1ヶ月でよくなったと喜んで頂けました。）
***** <勉強会の感想ここまで> *****
本当に嬉しいメッセージをありがとうございました！
ご自身が改善されただけでなく、
A医師の診察を受けたアトピー以外の患者さんまでも
改善されたとのこと。
私の提唱する「アトピー発症機序理論」が
アトピー患者さんだけでなく、
さまざまな方を健康にするために
役立っていることが非常に嬉しいですね！
「アトピー発症機序理論」を作り上げる際、
私が最も重視していたこと。
それは、”解剖学や生理学といった基礎医学に忠実で、
医師から見ても納得できること”です。
世の中には”民間療法”の類の情報も
たくさん溢れていますが、そういったものは
効果が患者さんによってマチマチで、
（もしくは、効果は無いもの）
まったく根拠に乏しいものです。
私は、赤ちゃんにも大人にも、男性にも女性にも
どの患者さんにも例外なく当てはまる
「アトピーの湿疹の出る法則＝アトピー発症機序理論」
を見つけ出すことに、ずっと力を入れてきました。
この理論に基づく改善根治への過程を、
「偶然」だとは言わせません。
ですから、医師でもある患者さんたちが
私の理論に納得し、改善されていることは、
非常に喜ばしいことです。
それが、かならず世の中の全ての患者さんの
ためになるはずです。
今後「アトピー発症機序理論」が
さらに日本全国に広まり、
アトピー根治のスタンダードになることを
期待しています！
最後にもう一つ、Facebookページに書いた
記事をご紹介いたします。
とても反響をいただいた内容ですので、
ご関心のある方はぜひお読みくださいね。
◆小さなお子さんのアトピーの人格形成における影響について
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