アトピー患者さんに質問・・・「石けんは何を使っていますか?」 | 皮膚科医 山本綾子 の アトピー から学ぶ美肌法則

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山本ファミリア皮膚科 駒沢公園の院長、山本綾子の美肌法則ブログ。つきあう病気とされてきたアトピー を根治させようと奮闘して見つけた、身体から健康になる美肌法則。

今日は、石鹸のお話をしたいと思います。


カサカサ肌の原因が石鹸ということがあるんだよ、

というお話。


しかも「敏感肌用」や「赤ちゃん用」と書かれていても、

それが悪化の原因だったりするという、

こわ~いお話です。



皆さんは、毎日使っている石鹸やボディーソープ、

ハンドソープの成分表示を見たことがあるでしょうか?


外来で、「石鹸は何を使っていますか?」とお聞きすると、

たいてい『「敏感肌用」とか「赤ちゃん用」を使っているから

大丈夫だと思っていた』、という返事が帰ってきます。


では、「じゃあ、成分は何が入っていますか?」

とお聞きすると、たいていの方が「わかりません、

見たことがありません」と仰られます。


実は、この「敏感肌用」とか「赤ちゃん用」

という表示だけで安心してはいけないのです。


そういう表示をしているものを見ても、

成分をみると、「石けん素地」以外にも、

多数の不要なものが入っていることが多くあります。


実は石けんは、「石けん素地」という石けんの

原材料だけで十分なのですが、

(石けん素地=脂肪酸+アルカリ)

市販のものは、それ以外に合成の界面活性剤、

酸化防止剤、防腐剤などが入っていることが多いのです。


そして、肌の弱い方は、それらの「不要な成分」で

かぶれたり、乾燥してしまうことが多いのです。

また、「保湿のための植物性成分」と謳ったものが、

逆にかぶれの原因になることもあります。


実際、私も「敏感肌用ハンドソープ」を使っていたときは、

体調によって手がかゆくなることがありましたが、

成分表示を確認して本当の「無添加石けん」を

使うようになってから、体調によってかゆくなることも

なくなりました。


かぶれていたんですね!「敏感肌用」だったのに!



ということで、「無添加石けん」をお勧めするとともに、

購入する際は必ず、「成分表示」を自分の目で

確認することを習慣化していただけるといいと思います。


食べ物でも、使用するものでも、

パッケージの謳い文句だけで安心せずに、

「自分で使うものはしっかり原材料、成分まで確認する」!!


非常に大切なことですので、

是非これから気をつけてくださいね。




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