ピアノレッスンにトラウマがある方へ。どんどん上書きされていく | Jump into the new world

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海外生活経験者。2013年に日本に帰国。日本での生活や暮らしを楽しみたい。
2023年8月にコロナ罹患後遺症難民。よくなるための奮闘中。学習塾講師してます。コンビニバイトも掛け持ち中。

辻井伸行さんのピアノは


まさにそれ。


ピアノを弾くことにトラウマがある人とか

結構いると思うんですが


彼の音を聞くとマジで

それが上書きされる。


かつて

本当に嫌でしょうがなかった

あの曲って

本当にこんな素敵な音だったの?!マジで?

みたいなショックを受ける。



というようなコメントで溢れています。







フジ子・ヘミングさんはおまけで載せておきます。


ていうか

なんで日本人ばっかり(フジコさんはドイツロシアスウェーデンとすごい国際的ですが)


多分その辺もあるのかも。


辻井伸行さんが

なんで日本で生まれたのかも

なんとなーく。


この方の存在は

(お母様など含め)


いろんな意味で

神がかっているとしか思えません。



神様っているよなーって

それほど神がかってます。この人の音。




彼がクライバーンコンテストに参加したころは

私はスウェーデンにいました。


当時

おそらくですが


多少

優勝者へのサポートとして

海外での3年間の音楽活動による

コンサートで北欧にも来ているようなんですね。


会場がスウェーデンかデンマークだったら

私の耳にも入っていたんですけど


当時おそらく私は


のだめにハマっていて笑笑


さらに

当時日本のネットラジオでクラシックを聴いてて


辻井さんの音を耳にしていたと思うんだけど


当時は

辻井さんの繊細な音に

心が動かなかった。


というか


当時はまだ受け入れられなかった感じ。


そんな余裕さえなかった。


唯一カプースチンの音源で辻井さんの音を聞いたことがあったけど


カプースチン本人のガンガン演奏の方が好みで

辻井さんの音が入ってこなかった。


あとは


あー、目の見えないギフテッドな人なのかなと。

(どうせ天才のあれなんだろーなーみたいな感覚)


だったのを覚えてます。


そう言ってしまえばのだめもそうだけど

当時は

のだめの海外生活のハードさにめちゃくちゃ共感してたので

辻井さんの日本のボンボン(失礼過ぎる💦)どころではなかった。



そんだけ余裕なかったからかもなあ。




でもって

現在

あのコンクールから既に

15年経って

日本にいて

日本のしがらみと平和を感じながら過ごしていると


彼の音が

パチンとハマるんですねー。

(個人の感想です)



まあ、私自身も15年の間に

そこそこ経験値をあげたせいもあると思います。



ピアノは

もう弾くことがないと思いながら

楽譜をいまだに捨てられないし


爪を切るときに何故か

ピアノ弾くのに邪魔にならないようにとか

いまだにそう思いながら切っている。


でも

ピアノのレッスンを受けていた小学校時代の

先生の嫌味とか

手を叩かれたりとか


本当しんどかった。


嫌だなーと思いながら通ってたー。


レッスンやめてから

好きな曲弾いていいんだなーって思えるようになるのに10年はかかったなー。


はあ。





ちなみに

音は

スタインウェイ一択ではないだろうか。