〜初めての方でも簡単!作業時間30分でできるカリカリ梅〜
今年も梅の時期の到来です!!
昨日から、新しい生活様式での暮らしが始まりましたね。
なんだか、まだ変化に頭がついていかなくて、
結局、同じ暮らしを続けています。
そして、
宅配で頼んでいた『小梅』が届いたので、
毎年恒例、息子と梅仕事です。
「梅仕事するよ〜!!」
と伝えると、
「洗って吹いて、おへそ取るんだね!!」
と息子。
根付いています。笑。
カリカリ梅は小梅で漬けます。
梅の旬は意外に短い!漬けるなら、時期を待たずに『いま』がおすすめです。
小梅・・5月中旬あたりから6月初旬まで
古城、白加賀梅・・・5月下旬あたりから
南高梅・・・6月中旬頃から7月初旬位まで
梅は、何を漬けたいか目的に合わせて選んでいきます。
小梅を使ったカリカリ梅漬け
【材料】
- 小梅・・1キロ
- 塩・・120g
- 卵の殻・・2個分(薄皮を覗いて1日乾かします)
- ホワイトリカー・・大3
※卵の殻の代わりににがりを使うなど、色々な漬け方がありますが、我が家は今年はこの分量で漬けました。
※お塩の量も、一般的に腐敗が起こりにくいと言われている
12%の配合ですが、気になる方はもう少し減らしても。
〜卵の殻を入れる理由〜
梅を柔らかくする『ペクチン』
▶︎植物の細胞壁に存在し、水を多量に吸い、細胞をつなぎ合わせるセメントの役目を果たす天然の多糖類。
このペクチンが梅の酸と反応して、梅を軟化(柔らかく)してしまうそう。
カリカリ梅は、その名の通り、固めに『カリカリ』した食感を残したいので、『卵の殻』を入れていきます。
そうすると、
卵の殻(カルシウム)が梅のペクチンと結合して、ペクチン酸カルシウムに変化。梅の軟化を止めてくれるのだそうです!料理は科学ですね
梅を洗って水に浸す
梅は優しく洗って、キレイに水に3〜4時間浸して灰汁や汚れを取っていきます。
(この時間の長さも、結構人それぞれだったりしますね。)
水に入ると、キラキラして益々可愛い小梅ちゃん。
水から優しく出して
ひとつひとつ丁寧に拭いてから、小梅のおへそを優しく取ります。
▶︎このとき、傷のある梅は除いておきましょう。傷からカビる原因になることがあります。
息子のぷにぷにの指と、小梅がなんだか似てる・・
梅→塩を交互に入れていきます。
卵の殻は、できればお茶っぱ袋に入れたり、ガーゼで包んだりしますが、我が家にどちらも無かったで、排水溝のガーゼに入れました。(笑)もちろん、未使用のキレイなものです
最後に、砕いた卵の殻とホワイトリカーも加えて、優しく揉んでいきます。
塩が満遍なく梅に行き渡ったら、重石をして数日置いておきます。
(1キロの塩と、このあと使う赤紫蘇をのせています。)
まだ赤紫蘇は時期的に出回っていないので、今回はお店で売っていた国産の赤紫蘇漬けを使う予定です
初日の工程はこれだけ
慣れれば、30分もあればここまでできますよ
(水に浸しておく時間と、卵の殻を乾かす時間は含まれていません)
これから、きっと今年も暑い夏がやってきますね。
梅にはたくさんの有機酸が含まれているのが特徴。
それらの有機酸は、食欲増進や、疲労回復にも一役かってくれます。
そのほかにも、実はカルシウムや鉄が豊富に含まれていたり、エイジングケアにも有効だったりと、栄養面で見ても是非摂りたい食材です。
梅についても、また詳しく書いていきますね。
今日は、午後から、
息子が愛して止まない、近所のお兄ちゃんと
またまた釣りに行ってきます🎣
今日も、
みなさまにとって充実の一日となりますように・・
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