アシル=アンプレールの肖像
Paul Cézanne (ポールセザンヌ)が描いた、パリ、オルセー美術館に所蔵される一枚です。
セザンヌは南仏エクスアンプロバンスに生まれ、リンゴや山の絵で有名なフランスの画家さん。
裕福な家庭をでて、法学部中退の少し変わった絵描きさんです

アシル=アンプレールは彼の友人の画家くん。この構図は数ある皇帝の肖像画に真似て座らせてるそうな。
けど、古典主義とは違う。なんだか味があると思いませんか

銀行家だった親の期待と自分の夢とで迷うようなセザンヌ。

極度の潔癖性で人との付き合いも苦手だったみたい。
そんな人間味が絵にも現れてる感じがしますね。
現代人が鈍感過ぎる気もするのですが。
独特の視点と光の明暗で表現されたこの絵からは、モデルとなった友人の強い意思と、心を許した相手へのセザンヌの愛情が伝わってくる気がします。
「近代画家の父」と呼ばれるだけある、セザンヌくんの一枚でした




