数多くの時代劇を作られた名プロデューサー「能村庸一さんを偲ぶ会」がありました。

「雲霧仁左衛門」「後家人斬九郎」「銭形平次」「忠臣蔵」「闇の狩人」「鬼平犯科帳」「三屋清左衛門残実録」などなど、今まで色々な作品でお世話になりましたが、やはり私にとっては「剣客商売」に15年以上にわたって出演させて頂き、時代劇を教えて頂いたことが一番です。

この偲ぶ会「能村庸一物語」も病床で企画構成され、ご自分でプロデュースされました。
最後の能村さんの作品です。
素晴らしかったです。
そうそうたる主演役者さん方や、スタッフ、関係者の方々がお見えになり、いかに能村さんが愛されていらしたかが窺える、和やかでとても素敵な会でした。能村さん、流石です。

生前、能村さんは「時代劇にはロマンがある」と仰っておられました。
この言葉に、能村さんの時代劇に対する、深い愛を感じました。
能村さんが教えて下さったこと、感謝してもしきれません。
これからもその教えを大切にしながら、みんなで良い作品を作っていけたらなと思います。

能村さん、今まで大変お世話になりました。
ありがとうございました。
そして、本当にお疲れ様でした。
どうぞゆっくりお休みになられてください...