母は20年前に「原発不明癌」により
63歳でこの世を去りました
1年半という長期入院での闘病生活は
地獄のような苦しみだったと思います

どんなに激痛でも私が見舞いに行くと「痛み止めをすると眠くなってお姉ちゃんと話が出来なくなるから我慢する」と、モルヒネを拒否しました

退院したらお世話になった人達に美味しいものを
いっぱい送ってあげるっていつも言ってました
命が尽きる最後の最後まで弱音を吐かない諦めない強い人でした

明日、そんな母と同じ年齢を迎えます
母はこの世を去り
私は命を救ってもらった

どんなに生きたくても生きられない不条理に
人生の儚さを覚えます
命の尊さを教えてくれた母
貴女の分まで生きなくてはと心から思います

お母さんありがとう