本日、脳腫瘍(膠芽腫)による右片麻痺の症状の悪化により、ステロイド点滴投薬のため4泊5日の入院をした母が、無事退院いたしました。
今回の入院は、主に以下のスケジュールで進められました。
1日目は14時から入院。午後にリハビリ×1回。
2日目は血液検査とステロイド点滴投薬。リハビリ×2回。
3日目はステロイド点滴投薬と、造影MRI。リハビリ×2回。
4日目はステロイド点滴投薬と、血液検査。リハビリ×2回。
5日目はリハビリ×1回、15時30分より主治医からのお話。→退院。
(退院後は1週間の頓服によるステロイド継続の予定)
ちなみにリハビリは基本的に1日2回で、1回1時間のメニューになります。
普段は週に2回(@1時間)なので、今の母にとっては嬉しいメニュー。
入院バンザイ。
それに今回の入院では、ステロイドによる副作用に悩まされることなく、また血液検査ではとくに特筆する程の異常はなく、造影剤によるアレルギー症状が出ることもなく過ごすことができました。
そして5日目の本日、恐怖の主治医からの話を聞いたのですが。。。
な、なんと、造影MRIでは本当にきれいになった脳の画像が映し出されたのです!!
(前回のブログで造影CTとお伝えしておりましたが、間違えました。すみません。)
主治医「なんの病変もないです。これまでの治療の効果が出ています。」
とした上で、
「病変もないのにステロイドを投薬してもあまり意味がないので、以降のステロイドの頓服はなくても大丈夫です。」
そうです、主治医は何が言いたいかと言うと、
入院してステロイド点滴投薬する必要は完全になかったわ〜!!!
っというところだと思います。。。
もとはと言えば、母の手足の動きの悪化は、腫瘍の浮腫など何かしらの異常によるものだという主治医の見解があり、入院に至ったわけですが。。。
では、母の手足の動きの悪化はどこからきているのかというと、
「偏に筋力の衰えからきているものでしょう。」
とのことでした。。。あぁびっくり。。。
母の脳腫瘍発症からもうすぐ2年を迎えるにあたり、主治医としては「この辺りでしっかり脳の状態を見ておきたかった」とのことで、今回の入院は「治療の効果を確認でき、意味のあるものだった」と言ってくださいました。
今回の入院によって、正直なところ何か見つかってしまうのではないかと覚悟していましたが、今回はなんとかクリアすることができました。ひとまず、安心しました。
主治医曰く、「もっと動いて筋力を付けてください。自らの意志でたくさん歩いてください。車椅子にばかり頼り過ぎないようにしてください。」
私自身も、母の手足の動きが悪いなら自分が動いてフォローすればよいと無駄に動き、母をあまり動かさないようにすることで、少し甘やかせていたのかもしれません。。。
さぁこれからどういう作戦でいこうかしら。。。