脳腫瘍(膠芽腫)発症から約1年8ヶ月の母。


右片麻痺で右手足が動かしづらい状態ですが、
手は、細かい作業や文字を書くことは
困難ですが、動かしすぎなければ
それなりに動き、
足は悪化傾向にあるものの
なんとか頑張って引きずる程度を
キープしてくれています。


そんな母、脳腫瘍発症前は
手編み、機械編み、押し花、織り機などの
講師をしておりました。


脳腫瘍発症後は、
右手がまともに動かせないことから
すべてを諦めましたが、
最近になって、有志が我が家に集まり
母と一緒になにやらいろいろ作って
楽しんでいるようです。


そんな有志の会(?)のおかげで
わずかながらでも制作意欲がわいたのか、
いま、織り機でこんなものを作っています。




生まれくる私の子どもの
「おくるみ」を織っています。
オーガニックコットンの糸で
作っているそうです。


動かしづらい右手足を
赤ちゃんのために頑張って動かす母。


赤ちゃんの存在が、
母の生きるチカラになっている。


まだお腹のなかにいながらも、
なんとも頼もしい存在の
我が娘なのでした。