エライ達に

連れられてしか行かない映画館


殆どの場合

あの暗さにやられて

途中仮眠いかせていただくシンママだが

今回は眠気なんて出てこない

瞬きするのも勿体ない

涙もチターって出てくる程の

いい映画


こんな小さなオーストラリアの町にも

邦画がやって来るなんて

感謝



役所広司の

「パーフェクトデイズ」には

共感させられるものがいくつもあった


ブラックホワイトの木漏れ日の

画像の綺麗さは勿論

ミニマリストの

主人公の生き方

今という時間を大切にして

シンプルでかつ自分に

正直に生きてる

内向的で多くは語らないけど

同じルーティンの中から

小さい

彼なりの幸せを見つけて

毎日笑顔で空を見上げて

トイレ掃除の仕事に向かう


なんでも携帯電話で便利になって来てる

世の中なのに

カメラで写真を撮って

カセットテープで音楽を聴く


そこは揺らがない


「パーフェクト」とは

程遠い生活のように見える


綺羅びやかではないけど

質素な暮らしの中で

五感を感じて

そこから小さい喜びを得られるって

そんな幸せある?


ヨガの教えにも

通じる所が沢山あって

今日は

朝6時と午後6時

主人公ヒラヤマを思わずには

居られなかった