思考の範囲って知ってる言葉の数に比例するんですよ。知ってましたか?
逆に、知ってしまった言葉で思考は縛られてしまうということでもあります。
つまり、後々知らなくて良かったなと思う言葉でも既にしっかり理解して使いこなしていたらもう削除できないってこと。
確か、園子温の『恋の罪』の女教師も同じようなこと言ってた。
私は初めてそれを聞いた時、灯台下暗し的な衝撃を受けました。
考えみればすぐにわかることなのですが、そんな発想、言われなきゃできなった。
今日、比較級の英語の問題解いてる時にふと思い出したんです。
人と自分を比較しても上から目線になったり劣等感を感じたりと、良いことなんてないから、なるべくしないようにしたいのですが、どうにも比較グセが染み付いて取れないのです。
それもそのはず。
それは、比較してしまう言葉を沢山覚えてしまったから。
もうね、UAのHORIZONですよ。
そうねもしこの世に言葉なんてなければ
私たちずっと一緒にいれたよね
知ってます?
愛する気持ちがベースにあり、行動で表していたとしても、表に出す言葉一つで関係が壊れてしまうこともある。
それくらい、言葉って強力なんですね。
とくに私はめっちゃ文字通りの愚直な性格なので、こんなことが日常茶飯事です。
マザーテレサのめちゃくちゃ有名なことわざに
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
いくら思考に気をつけていても既に知っている言葉は取り消せないんと思うんですよね。
生まれたころから引きこもりで人と接することなく、ネットもテレビも閲覧できないような環境にいない限り、言葉をシャットダウンするのは無理だし。
『無理』って言葉いつ覚えた?
『面倒くさい』は?
もうみんな言っちゃってるから、知らずにいるなんてムリムリ‼️ムーリー‼️ですよ。
もちろん、こういった偉人の言っていることを参考にするのはとても良い心がけだと思います。
でも実際、言葉に関してはもう仕方ないんですよ、こればっかりは。
潔く諦めましょう。
諦めるって、『明らかにする』という意味なんですよ!本来は!ポジティブな意味なんです!
納得し断念し、その上で良い方向に向くように行動する。
これでいいんじゃないですかね?
性格だって根本的なところは遺伝ですよ。変えようなんて不可抗力です。
自分の嫌いなところを受け入れ、その上でどうするのが得策か考えることが幸せへの近道だと思います。
自分の嫌いなところを自分で許せたら、人の欠点も自然と許せるようになります。
みんな違って、みんな良い!
人間関係、まさにこれに尽きる。
アディオス