引き裂かれた家族に、本来の温もりを。 | 山口采希のブログ

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一昨日、香川県での拉致問題を考える県民大集会に参加させて頂き、そして「空と海の向こう」を歌わせて頂きました。
2時間30分の間、あふれだす涙の中でたくさんのことを感じ、学ばせて頂きました。

罪もない方々がさらわれてしまい、北朝鮮もそれを認めていて、どこにいるかもわかっていて、生きていることもわかっています。

なのに会うことが出来ない。この手で抱きしめることが出来ない。

この想像もできない苦しみの中、ご家族の皆さんにすぐにでも家族の温もりに包まれていただきたいと、改めて強く強く思うのですが、
同時にたくさんの無力感を感じてしまい、自分が情けなくなってきます。
私自身にできることはとっても限られていて、音楽がすぐに解決できるような問題でもありません。

けれど、私自身がこの無力感ばかりを考えていてはダメだと自分に言い聞かせています。
出来ていないことをマイナスで考えずに、それを目標に変えて、少しづつであっても出来ることを増やして行く事が出来ればと思っています。

命というのはたくさんの奇跡の上で輝いているものだと思います。
いろんな多くの支えがあるからこそ尊いものだと思います。

私自身が多くの支えの上で生きることを与えて頂いているように、
私自身も、私の音楽も、少しでも誰かの、何かの支えにならなければいけないと思います。

引き裂かれた家族に、本来の温もりを。

これからも、もっともっと声をあげていきたいと思います。