4月20日(日) 2014年 17℃(日本・千葉)
あっという間に、帰国してからもう3週間が経ちました。
帰国前後はバッタバタで、あまり記憶が無いくらいです。
ウチは荷物が少ないから…とタカをくくって余裕でいましたが、なめすぎていました(泣)
捨てるものが最後にたくさん出て、ゴミを捨てるのに苦労しました。
もっと計画的にやらなきゃならなかったなぁ…反省。
さて、一番心配だったクッキー()の検疫審査。
なんとか無事通過できたので、経緯を書き留めておきます。
ドイツから帰国される方の参考に少しでもなれたら…と思いますが、情報は2014年3月のものです。
最新情報は動物検疫所のHPなどでご確認ください。
日本から狂犬病発生国に猫を連れて行った場合、滞在中に気をつけなくちゃならないこと。
・マイクロチップを装着しておく (たぶん出国するときにしているはず)
・狂犬病予防接種を有効免疫期間内に受け続ける (空白期間が無いように!)
・狂犬病の血清検査を受けておく
指定機関で受けなくてはなりません。獣医さんがいつも頼んでいるところが指定機関でした。「Vet Med Labor」ってとこです。動物検疫所HPにリストがあります。
・輸出検疫証明書(出国時に発行してもらったもの)を大事にとっておく
日本到着の時にネコちゃんが係留されないためには、血清検査の採血日から180日以上たっていることが必要です。なので、逆算すると帰国から7ヶ月くらい前には準備を始めなくてはなりません。
ただ、ふつう駐在で海外に行ったときは7ヶ月も前に帰国の辞令は出ませんよね…。
つまり、いつ帰国になっても良いように準備しておくことが大事です!
ちなみに血清検査は2年有効なので、毎年は受けなくて大丈夫です。
帰国が決まったら書類の準備を始めます。
・事前届け出書を帰国日の40日前までに動物検疫所に提出
私は出国の時からNACCSというシステムを使ってオンラインで行いました。紙を使って届け出るより簡単です。帰国の手続きを始める時から登録してもOKなので、おススメです。
・書類の準備
これが大変!届出が受理されると、動物検疫所から受理のお知らせメールが届きます。たぶんそこに細かく指示が書かれていると思います。
(1) 届出受理書
動物検疫所から受理書がメール添付で送られてくるので、プリントアウトしておく。ミュンヘン空港でチェックインするときに提示を求められました。
(2) 輸出検疫証明書(出国時に発行してもらったもの)の原本orコピー
(3) 狂犬病抗体検査証明書原本
(4) 証明書4通(動物検疫所HPからフォーマットをダウンロード)
① Form A
自分で記入します。
② Form C-1~3
獣医さんに記入してもらいます。
Form Cに帰国前健康診断を結果を記入してもらう箇所があります。「できれば48時間以内」って書いてありますが、動物検疫所から10日程度以内ならOKと指示を受けました。訂正してもらったり獣医局のエンドースメントをもらう時間を考慮すると、早めに行うのが良いと思います。
私は帰国1週間前に獣医さんに健康診断と書類作成を同時にお願いしました。
コレが曲者!獣医さんはもちろん、日本用の書類作成に慣れていません。なのでミスする可能性大!
書き間違えたら二重線で消してサイン…なんてルールもお構いなしにボールペンでぐちゃぐちゃっと書き直しちゃったり。訂正してもらうために何度も獣医さんに通うなんてことも。
そんな話も聞いていたので、私は用紙に記入事項をポストイットに書いて記入ヶ所にペタペタ貼って行きました。もちろん予備の用紙も多めに用意して。
証明書Form A~C(計4枚)が整ったら、提出書類全部(1)~(4)を動物検疫所にFaxとかメール添付とかで送って、チェックをしてもらいます。
Form Aは自分で直せるからいいんですが、Cは獣医さんにもう一度行って訂正してもらうことに…。
私の場合、あんなに気をつけたつもりだったのに、予防注射の日付にミスがありました。
ただ、狂犬病じゃない注射で日本への入国に影響が無いものだったので、輸入検疫証明書(帰国時に発行してもらう)に記載されなくなることを承知のうえ、そのまま訂正しませんでした。(こういったことも動物検疫所から指示が出ます)
余計なミスをしないためには、必要最小限の内容だけ記入する…ていう作戦もありだと思いました…。
動物検疫所から書類の「OK」をもらったら、公的機関でエンドースメントをもらわなくてはなりません。
ミュンヘンの場合、獣医局はThalkirchenerstr. 106にある「Veterinäramt」です。かかりつけの獣医さんが詳しく教えてくれると思います。予約はできないけど、混んでて待たされるようなことはないそうです。開いている時間が曜日によって違うので注意。月・水・金が7:30~12:00、火曜が8:30~12:00と14:00~16:00、木曜が8:30~15:00でした。行く前に電話で問い合わせたほうが良いと思います(089/23336313)。
日本で提出する書類全部とネコパスポートを持って、ネコちゃんを連れて行きます。


私は帰国の6日前に行きました。朝いちだったので、先生がまだ来てなくてちょっと待ちました。
スタッフのかたはドイツ語ですが、ドクターは英語がペラペラでした。皆さん優しいかたばかり。書類とパスポートを見せると、けっこうじっくりチェック。クッキー()の健康診断も行いました。
お会計(8,50€)まで30分くらいだったかな。これで書類が全部整いました。
エンドースメントをもらった書類をもう1度動物検疫所にメールして、最終チェックをしてもらいました。
私はクッキー()を機内携行できるように、ルフトハンザ航空を選びました。
HPとかを見ると、キャリーについて細かいサイズが規定されていますが、チェックインカウンターでも手荷物検査でもサイズについては全くチェックされませんでした。バッグの中にはトイレシートを敷き(ミュンヘンでもペットグッズのお店で売っています)、エサ・トレー・シーツの替えを準備しました。
ビビりのクッキーはずっと声も出せずにおとなしくしてたので、周りに迷惑をかけるようなことはありませんでした。エサも水もほとんどとれなかったのですが、おしっこは何回か出て、途中2回ほどトイレでシーツを替えました。シーツの替えは多めに持っていた方が安心です。

やっと成田に到着。
荷物を受け取るとすぐ、脇にある動物検疫カウンターへ急ぎました。
職員のかたが待ち構えていて、「今日は到着が多いんで、ササッと済ませちゃいましょう!」と手際よく動いてくださいました。
まずは書類のチェック。2人の職員のかたで二重チェックです。
その後、マイクロチップの確認と健康診断。
最後に輸入検疫証明書を受け取って、職員のかたに検疫ゲートまで付き添っていただき、無事終了!!!
めんどくさいと思ったけど、事前にメールでチェックしてもらったお蔭で、とてもスムーズでした。
所要1時間程度と聞いていたのですが、10分くらいで済みましたので。
こうして、無事に家族3人+1匹、娘が待つ日本に帰ってまいりました。
(残念ながら娘はあと2年、寮から出られないんですが…)
あっという間だったけど、たくさんの貴重な経験をさせてもらった3年間でした。
お世話になった方々、本当にありがとうございました。
連れて来てくれたダンナさん、たぶん1番苦労をした娘、驚くほど成長した息子、いつも一緒にいてくれたクッキー、どうもありがとう。
日本でもどうぞよろしく♡