平熱に戻った昨日、
8歳と10歳の子どもたちに抱きしめられながら、
大泣きしました。
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我が家のイケメンの夫は
私が具合が悪いときや、
お休みの日にはときどき、
ごはんをつくってくれます。
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自分と子どもたちの分だけ。
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そう。
なぜかいつも
私の分は作ってくれません。w
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4人家族なのに
取り皿はいつも3人分。
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3人がごはんを食べている間、
私は床でごろごろしたり。
余ったおかずをあとでつまんだり。
我ながら超かわいそうなのだが。
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でも、
夫はとても優しい
天然のイケメンばかなので、
悪気がないのはわかっていて。
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「私のは?」
っていえばいいんだけど、
いつも言えなくて。
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ダーリン、わたしのごはんは?
で、
一昨日。
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37度台に下がって
だいぶ元気になって、
隔離部屋から脱出したのだけれど。
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まあいつもどおり、
私の分のごはんはなくて。
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うん。
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想定内だし、
食欲がないから別にいいし、
疲れてあれこれしてくれてるのは
わかってるんだけど。
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やっぱり
悲しくて悲しくて悲しくて。
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で、
この日のわたしは、
「わたしのごはん、
いつもないよね~」
と冗談めかして言ってみた。
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そしたら案の定
「言われてないから作らなかった」
という珍回答。w
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ゆとり世代か!
って思って
面白くなっちゃって
ぬるっと終了し
迎えた昨日の夕方。
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ようやく熱が下がって、
ふらふらごはん作っていたときね。
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気分はもう悲劇のヒロインなんですよ
ふらふらなんだもの、わたし。
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「ああ、
こんなにふらふらでも、
わたしはもう
誰からもごはんをつくってもらえないんだなぁ」
とか思っちゃったらもう無理。
涙も嗚咽も
過去の記憶も
何もかも止まらなくなりました。
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昨年夏に亡くなった母は、
体調を崩してから、
実家に帰っても
私のごはんをつくってくれなくなった。
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孫ふたりには作るけど。
きっと体がきつくて
わたしにまではできなかったんだと思う。
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母親になった私は
とても感謝していたのだけれど。
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それでも、
それがわかっていても、
つくづく悲しくて。
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いつまでも
お母さんの子どもでいたい私は
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私はもう
お母さんにとっての
一番じゃなくなっちゃったし、
お母さんにごはんを
つくる側になっちゃったんだな、
というさみしさを
じーっと感じていたのだけど。
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大人ぶった私に
そんなふうに思っちゃだめだって
ぐいぐい蓋されていた。
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で、
いまはもう、
そのさみしさすら、
過去のことになってしまった、
悲しさも
夫の
あほとんちんかんな行為が、
私の奥底に埋めてあった
悲しい記憶とともに
掘り起こしてくれて。
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無事、昇華できたのでした。
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そんなこんなで
さんざん泣いて
子どもたちを困らせて。
満足して。w
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すっきりと今日という日を迎えました。
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ありがとう。
子どもたち。
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ありがとう。
イケメン夫。
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ありがとう。
お母さん。
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ありがとう。
わたし。
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あれだけ泣いたから
もうみんな作ってくれる