試練の坑道から開始!
〈主人公の持ち物〉
・樹神の宝刀 (刀身のみ)
・炎をかたどった紋章 (炎竜ブランマの落し物)
・神の護符 (水神からの貰い物)
・炎の宝石 (灼竜イグネウスの落し物)
・銀の塊 (欺竜ミミューガの落し物)
ペルル「また誰が仕掛けたんだかわからないぬるいトラップがあるんじゃ…」
人魂…ではないっ!
ジアンガ「ここは推進機関へ向かう通路で、推進機関の動力の伝達管でもあるんだよ。
注意しないと光球にぶつかって跡形もなく燃えちまうよ?」
困った様子のムティ。
ペルル「そうだわね。あんたの体は燃えやすいから、火口下で待ってて…」
不意に足を滑らせて道の端に落ちるペルル。そこに光球が接近する。
ペルル「わぎゃーっ!!」
ムティが咄嗟に助ける。
ペルル「うわ~ん、死ぬかと思ったあ!」
ムティ「うぐっ!!」
負傷した様子のムティ。
ジアンガ「待ってろ、今手当てしてやる!!」
しかし、ムティが回復する様子はない。
ジアンガ「まいったな。動物と植物じゃ効き目が違うのかも…」
ムティ「無理も…ありません…植物から進化したユマーノにとって…火傷は自分では治せない生命にかかわる傷ですから…」
ペルル「バカッ!!じゃあ、なんであたいを助けようとしたのよぉっ!?」
ムティ「芽吹きし者になったから…そこら辺も強くなったのかと思ったんですが…そこまで変われてませんでした。」
声「どうかしましたか?」
そこに、操縦区画で会ったホムンクルス3人組が現れた。
ペルル「あんたたち!どうしてここにいるのよ!?」
この人達、意外と行動範囲広いのな。
メンベルク「この薬品なら効くかも知れません…」
メンベルクは薬品をムティに掛ける。
ムティ「うああああっ!!」
ペルル「わぎゃぎゃっ!あにしてんのよ!?」
しかし薬品の効果で、
ムティの背中の火傷が見る見るうちに治ってゆく!
ペルル「ねえねえ、あの薬は一体何?」
キュンスト「メンベルクが育てている花が、元気がない時に使っている薬です。
植物の細胞を活性化して、弱ったり病変した細胞を修復する働きがあるようです。」
ペルル「あによ!?じゃあ、あれって植物の活性剤ってことぉ!?
ねえねえ、後でその薬の作り方教えてくんない?」
メンベルク「それは構いませんが、なぜ?」
ペルル「そりゃ、久しぶりにビジネスチャンス…あわわ、な、何だっていいじゃん!」
どこ相手に商売するつもりなのか。
ムティ「ありがとうございました。薬のおかげでもう大丈夫です!」
ペルル「ダメダメ!治ったって言っても結構なケガだったんだから。大事をとって地上へ戻ってて。」
ムティ「えっ!?そんな、僕は大丈夫です!」
SPADE黒「だいじょばないです。」
ペルル「芽吹きし者としての自覚を持たなきゃダメでしょ!?
ユマーノの勇敢な戦士に、こんなところでいなくなってもらっちゃ困るんだから。あとはあたいたちが引き受けるから…」
ムティ「わかりました…無理をしても足手まといになってはどうしようもないですから…
でも、必要な時は呼んでください。すぐ駆け付けますから。」
SPADE黒「ウルカニ山で火傷しないように気をつけてなー。」
エルバ・トルンクへ引き返すムティ。
一方主人公達は推進機関区画の動力変換装置室へ向かう。
見た瞬間に思った、ムティ帰って正解。
中は既に竜型のモンスターに侵入されており、主人公達にも襲い掛かってくる。
ペルル「わぎゃ~っ!!」
ジアンガ「うわわっ!!」
ホムンクルスにも襲い掛かり、噛み付くモンスターだったが…
スッ
SPADE黒「双方真顔なのがジワる」
ペルル「あだだ…こりゃあ、先が思いやられるわね…」
ジアンガ「いてて…こいつらみたいな下っ端だけで進入してきたとも思えない…こりゃ絶対、奥に待ち構えてる奴がいるな…」
さらなる激しい闘いが待ち受けていそうな予感がする…
一行は動力加速室へ進む。
ハーステル「このエリアは変換した動力を加速して推進機関に送る役目をする場所です。
破損すれば即大爆発を起こしかねないため、堅牢にできています。」
ペルル「じゃあ、壊される心配はないわね…」
ま、まぁモブ程度なら…いや心配だな。
一行は推進機関室へ向かう。
道中、動力タンク室を通過するが、そこにはFB単体しかいない。その上これまでのFBより2倍くらいの基礎経験値を持っているので、将来的なやかんのレベリング候補(*´-`)
推進機関の筒部分に竜が貼り付いているのを発見。
メンベルク「困った事態になっていますね。下手に攻撃すると、推進機関を巻き込んで爆発しかねません。竜を筒から引き剥がさないと攻撃は困難です。」
キュンスト「一つお願いがあるのですが、筒の真下にある制御器まで行くのを援護していただけませんか?」
ハーステル「制御器を操作して、巻き付いている竜に推進機関のエネルギーを逆流させれば、竜を筒から引き剥がすことが可能になると思われます。」
キュンスト「長い時間エネルギーを逆流させると推進機関が爆発してしまいます。
そうならないうちに竜を倒してください!」
ペルルとジアンガが助っ人に入り、悪竜ファジーノを討伐。
また直球な名前だが、こいつ今まで登場した竜の中で唯一、一言も喋らない内にご退場。
喋らないので画像も省略。
尺かな、尺が足りなかったのかな。
ボス戦自体は、取り巻きのモブ2体を倒せば悪竜へのダメージ制限が解放される感じ。そのままでも倒せない事はないが…
とうとう普通のボスまでHPゲージが2本に…( ノД`)メソメソ…
悪竜を倒すと、何かを落として消滅。
拾ってみると…
『銀の塊を手に入れた!』
銀の塊は欺竜ミミューガが落としたのと同じ。
しかしその時、推進機関が爆発。
主人公とペルルとジアンガは衝撃波で吹き飛ばされ、岩の隙間から浮島の外部へ落下する。
ペルル「ちょとおおっ!!」
そこへ、風の方舟が登場。
三人とも船上へ着地する。
ペルル「た、助かったぁ~…」
方舟に乗っていたのは、操縦役のクノン様とアノノ、そして…
声「大丈夫ですか?」
レリザさん!!!
勿論やかんは即握手。
ちなみに、武器を構えた場合…
レリザ「お、お待ちを!私はもうコエヌビアから解放されました。武器をお収めください!」
クノン「大丈夫だ。その者にコエヌビアはもうとり憑いてはおらん。」
というリアクション。
クノン様が言うなら大丈夫だな、うん。
SPADE黒「それわりとだいじょばないです。最初に襲われた時、神様だらけの見送りの場所素通りしてたじゃん。レリザが避けてたグリーシア様以外の神様センサーあんまりアテにならないヨ。」
ペルル「レリザさん、もう大丈夫なの?」
レリザ「はい、ご迷惑をおかけしました…」
クノン「コエヌビアから解放された後、方舟の中でずっと眠ったままで心配したが、もう大丈夫だろう。」
ペルル「よかったぁ…心配してたんだからぁ。」
SPADE黒「え、でも話題には一度も…ゲフンゲフン。」
クノン「おまえたち、運がいいぞ。ある程度修理ができたので、調子を見るべく試験飛行に出ていたところだったのだ。
そこで上を見たらおまえたちが降ってくるではないか。驚いたのなんの…」
下の岩塊にいた主人公達が上から来るって…かなり下の方を航行してたんだな。
クノン「ん?おまえ、その姿かたちはひょっとして竜人か?」
ジアンガ「え?あ、ああ、ジアンガってんだ。よろしく。」
クノン「私はクノン。ミスルナの大統領にして義の神…」
突然、方舟がズズンッと揺れる。
ジアンガ「あのさ、どうやらまだ完全に修理できていないみたいだぜ?」
ペルル・アノノ「なんですとーっ!?」
クノン「飛べているうちにエルバ・トルンクへ戻る!しっかりつかまっていろ!!」
クエスト終了後、街外れの街道に戻るか推進機関区画に残るか選択可能。
以下、感想。
前回、耀皇竜はコエヌビアは王竜の繭のエネルギーを使っている場所に向かったと言っていたが…推進機関を襲っていたのは手下からボスまでみんな竜種。
耀皇竜は例外として、竜は竜で何がしたいんだろか。
そして前回逃げたコエヌビアは何処。
推進機関以外にも繭のエネルギーを使っている場所があったりする?
謎は進展しないが、とうとう推進機関が爆発したようなのでいよいよ浮島は制御を失いそう。
島の外へ落下したのは見る限り主人公とペルルとジアンガの3人だが、ホムンクルス3人組は無事だろうか?
悪竜との戦闘時には多分安全地帯へ避難してるだろうから、きっと無事だよな。
制御器の下にまだいたとかじゃ無いよな。
奇跡的に風の方舟に救出された主人公達は、満を持して復活したレリザさんと再会!!
クノンとペルルは揃って心配したと言っているが、トーラムに上陸してから今の今まで誰もレリザさんについてひとっことも言及してなかったからね、
…とは本人の前では言えない(笑)
クノン様もコエヌビアはもう取り憑いていないと言っているので、流石にもう大丈夫…だよな?…な?
方舟は再び街外れの街道に不時着してクエスト終了。
結局推進機関は爆発してしまったし、主要メンバーが上に移動したので、次回からは再び地上編が進むのかな?
ムティより先に街へ着いてそうな気がするが…
そんな。