二次創作Ⅵ(7) | ~トーラムメモ(オルクス・SAOIF兼)~

~トーラムメモ(オルクス・SAOIF兼)~

【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

すらまっぱぎー…やかんです(^^ゞ


治療を終えたアカは、
自室で安静にしている様子。
そこへ、アルクが訪れます。

それでは安定の妄想でゆきます(^^ゞ

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第7話〈襲撃のキズ跡〉

アルク「アカいいか、入るぞ。」

「ガチャ」という音がして、アルクが部屋の中に入ってくる。
アカのマイルームには布団が敷かれ、アカはそこで横になっていた。

アカはアルクの存在に気づくなり、横になったまま手を振った。
いつも人一倍せわしないせいか、いっそう弱々しく見える。

アルク「…傷は痛むか?」

アカ「まあ、昨日の今日やからな。でも治療してもらったおかげで、明日にはもう動けるって。
魔法ってほんま凄いよなぁー。」

アルク「そうか…」

アルクは静かに布団の横に座ると、黙ったまま俯いた。
アカはそんなアルクを見た後、窓の外へと視線を移す。

アカ「そういや、あの後大丈夫やったん?」

アルク「ああ…アカのおかげで皆無事だよ。アカを運んだ後も引き続き警戒を続けたけど、犯人は戻って来なかった。
今は政庁に申請して、寺院の警備に衛兵を割いてもらってる。」

アカ「そっか…」

アカが頷くと、再び部屋は静寂に包まれる。

アカ「…そういや、他の皆はどうしたん?」

アルク「あぁ…。ヴェルトは、ギルド会議の日程を打ち合わせに行ってる。プルミエルジェムの防衛は最優先事項だからな。
他の皆はまだ寝てるよ。アオは一晩中アカを見守ってたのもあるからな。
シロも昨日魔法を使い込んで疲れたみたいだ。
クロが寝てるのはいつも通りだけどな。」

すると部屋のドアがガチャンと開き、慌ただしくシロが入ってきた。

シロ「おはよう!すっかり寝坊しちゃった…。
アカ、大丈夫!?お医者さんがちゃんと治療してくれたけど痛いところとか」

アカ「大丈夫やで~、落ち着きシロ。
明日にはもう動けるから心配あらへんよ。昨日はありがとうな、ずっと止血しとってくれたんやろ?」

アカの顔を見たシロは、ようやく安堵の表情を浮かべる。
――と、そこで初めてアルクの存在に気づく。

シロ「あっ…ご、ごめん!なんか二人っきりの良い雰囲気を邪魔しちゃったよね!
わ、私、クロを起こしてくる!」

アルク「ちょ…ご、誤解だ!」

アカ「そういうんやないって…」

アルクとアカの弁解も虚しく、シロは再び慌ただしく部屋を出ていった。

アルクとアカは、気まずそうに顔を背ける。

アルク「お、俺も…ヴェルトもそろそろ帰ってくるだろうし、酒場に行ってるよ。」

アルクはアカから顔をそらしたまま、部屋のドアを開ける。
部屋を出ようとしたとき、アカはアルクを呼び止めた。

アカ「あ…アルクな。あんま責任感じんといてな。私が怪我したんは、私が自分から飛び出したからなんやから。」

アルク「――分かってる。」

アルクは部屋を出ると、ゆっくりとドアを閉めた。
廊下に出たアルクは、静かに拳を握り締める。

アルク(考えないなんて出来るわけないだろ…俺は団長なんだぞ。あの時、矢が当たったことで警戒が緩んだ。司令塔として絶対に油断しちゃいけなかったのに…)


一方で、アカは部屋の窓から空を眺めながらため息をついた。

アカ「アルクの分かったは全然分かってへんときやからなぁ。変に気負わんといて欲しいんやけど…」

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アカとアルクの心情を知るよしもないシロは、クロの部屋のドアを叩いていた。

シロ「クロー、もうお昼になるよー。」

何度か呼び掛けるが、返事がない。

シロ「もう、クロは特に何にもしてなかったのに~。…入るよ!」

シロはドアを開け、クロの部屋へ入る。


…しかし、部屋には誰もいなかった。

シロ「…クロ?」

部屋に装備品はなく、窓から入り込む風でカーテンだけが揺れている。

シロは、何故か胸がざわつくのを感じた。

To be continued...
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アカが怪我した事に責任を感じるアルク。
一方で、クロはいつの間にかどこかへ出掛けていったようです…


ちなみにトーラムでのSPADE黒は、
ここ数日間ずっと小型デミマキナ製造工場に籠って、ひたすら傭兵と一緒にダスクマキナを倒しまくってます(笑)
そろそろオデロンマキナかなぁ~(^^;

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