手術のために入院をしたこと ⑯ | 肺非結核性抗酸菌症の手術体験記〜かぱ〜

肺非結核性抗酸菌症の手術体験記〜かぱ〜

2021年夏に病気が発覚し 2021年9月から専門病院で治療を開始しました。2022年1月には非結核性抗酸菌症の手術を受けました。私の体験が同じ病気の方々への一つの情報として受け止めていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。




術後7日目です。

朝食後に🦁先生がいらっしゃいました。
飲み薬については 
○痛み止めのカロナールは 傷の炎症に効く。
○頓服薬のトラマールは 神経からくる痛みに効く。
という説明をうけました。

トラマールをメインにしてカロナールを頓服薬にしても良いとのことでした。
退院後の痛み止めは 自己調整となりますが 一ヵ月後の術後検診までの薬をもらって退院するそうです。薬で痛みのコントロールをしないと大変辛い生活になることを理解しました。

お昼前に 呼吸器内科の主治医が お向かいさんのところに来ているのがわかりました。
ベッドでじーっと息を潜めていたのですが カーテン越しに

「かぱさ〜ん!ここにいたんだぁ…。」

と 様子を見に来てくださいました。

かぱ
「あ〜 先生!ご無沙汰してます。ニコニコ

先生
「かぱさんには 
 手術してもらえて本当によかった!」

普段は 静かな印象ですが この時は 若者らしさ溢れる姿でした。

かぱ
「いやぁ 手術した日の夜中
 めちゃくちゃ苦しかったです。ショボーン

先生
「えっ?
 カルテには 
 経過良好って書いてあったよ。
 苦しかったのかぁ…。
 でもね 手術は 我々(医師)が 
 『手術をしたら 菌に勝てる!』
 と判断した場合にのみ 
 勧めることにしている。
 だって 肺の手術は患者さんを
 いきなり交通事故に
 遭わせに行かせるようなものだから…
 経過良好で良かった…。

 おそらく かぱさんの場合 
 手術しなくても
 一旦は陰性化出来たと思うけど 
 空洞が残ったままだと 
 別の菌がすぐに住み着くことになり 
 また治療を始めることになると思う…。

 来月末に呼吸器内科の診察入れてもいい?
 その時に 痰を出してくれる?
 多分菌は出ないと思う。
 容器渡しておくね。」

かぱ
「痰の検査 先生にそこまで言われると 
 プレッシャーなんですけど…。
 菌がでる場合もあるんですよねぇ?」

先生
「ごく稀にね…。」

呼吸器内科の主治医は アミカシンを一ヵ月続けたとき 
「今の段階なら手術を受けられるけど 
 全身に菌が回ったら受けられない。
 手術については 気分で決めていい。」
と説明してくださいました。

アミカシンを二ヶ月続けたときは
「手術は12月でなくても 
 2月でも3月でもいいよ。」
とひと言添えて 呼吸器外科に送り出してくださいました。決して 手術へ向かってイケイケドンドンという感じではありませんでした。


夕方近くに リハビリを受けました。自転車を漕いでみました。意外と大丈夫でした。ウインク
痛み止めの飲み薬は 試しに 昼食後を抜いてみましたが 夕食後には 飲まないとダメでした。まだまだ痛みます。


●傷は痛いのですが なぜか背中が痒くなってきました…。