Fリーグ第4節 プレビュー1 | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

Fリーグ第4節 プレビュー1

浦安対大分

3連勝で首位を走る浦安と未だ未勝利で再開の大分の対戦。大分には頑張ってもらいたいところだが、大分は浦安と相性が非常に悪く、過去4シーズンの12試合で大分は勝利したのはわずか1回。浦安が8勝3分1敗と大きく勝ち越している。
さらに、今シーズン、フィクソが少ない浦安にとって強烈なピボがいない大分は戦いやすい相手である。今シーズン、神戸は開幕の千綿、岡崎、原田のピボ3枚を擁する神戸には苦戦したものの、花巻、大阪には得意のプレスが見事にはまった。
浦安が圧倒的に有利だが、大分が浦安のハイプレスを仁部屋や小曽戸らの個人技や奥田や中村、蒲原らの裏への飛び出しが機能すれば勝機はある。

大阪対北海道

前節初勝利を飾った北海道がアウェイ大阪に乗り込む。北海道はまだアウェイで大阪に未勝利と分が悪いが、北海道の内容も決して悪くは無い。
ホームの大阪はフィクソ不足なところに、本職の一木が出場停止。江口弟の復帰次第だが、復帰しても非常に厳しい戦いになる。得点数が少ない大阪だが、北海道戦では3点以上取ることが多いので、先制して逃げ切りたいところだ。

花巻対神戸

粘り強い守備とボールを大事にした攻撃は、これまでとは別チームのように生まれ変わった花巻。しかし、開幕こそ勝利したがその後は続かず負けが先行する。しかも、今節の相手である神戸は4シーズンで未だ未勝利と分が悪い。神戸も1勝と結果が出ていないが、町田戦では5得点、前節の名古屋戦でも2得点と決して内容は悪くは無い。ただ、開幕の浦安戦と名古屋戦ではいずれも後半に6つファールを犯して敗れたため、花巻は自分たちのペースで進められなくても、神戸のリズムに乗せずにファールを重ねさせる展開に持っていければ。

名古屋対府中

万全でないながらも結果を残す名古屋と残せていない府中。府中は攻撃が機能しない上に少ないチャンスも決められない決定力不足もある。さらに、守備では引いて守るように変えたが、マークのズレや1対1で抜かれるなど、集中力を欠く場面が少なくない。これらを解決しなければ名古屋と戦えるまでにはならないだろう。