悪いながらも勝つ | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

悪いながらも勝つ

昨日のFリーグの府中対町田の東京ダービーは試合の内容と結果は凡戦でしたが、それ以外の部分ではとても考えさせられる試合でした。
この試合のポイントは3つあったと思っています。

1つ目はゴレイロの差

「入らないかと思っていたら入ったので、『入るんかい!!』って思ってあんなポーズになっちゃいました」
決勝ゴールを決めた狩野が試合後に語っていたうえに、監督や多くのチームメイトから「ラッキーゴール」と冷やかされていたように、簡単に防げるシュートでした。
逆サイドに町田の選手が走りこんでいたので、そっちを警戒していたというのもありますが、それを差し引いても正面ではじいたのに失点してしまったために、府中としてはショックは大きいでしょう。失点後に難波田が怒るのもうなずけました。
府中はスタメンゴレイロを富澤に変えた第5節からこの日の13節まで、1試合当たり3.5失点で開幕から4節までが2.5失点という事を考えると、考え直した方が良いかもしれません。
ただ、石井も痛恨のミスなどやらかしてしまうことがあるだけに、監督からすれば絶対の信頼を置けるゴレイロがいないというところかもしれません。
一方の町田は、石渡が自信を持ってプレーできているようです。昨年まではどちらかというとビクビクしながらプレーしている感じで、それがチームメイトとの信頼関係を築ききれていないようでしたが(戦い方もあってカバー範囲が極端に広かったというのもあるかと思いますが)、今シーズンはしっかり改善されているようです。
ゴレイロの差は試合に大きく影響されるのが改めてわかる試合でした。

残りはまた後日。



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