オーシャンアリーナカップの前に その3

先日のオーシャンアリーナカップの前に その2の続きになります。

前回は花巻について語りましたので、次は町田です。

2.実践でバリエーションを増やさなかった町田

バイアーノ元監督時代の町田は、ハイプレスをベースにした積極的な守備からチャンスを作る面白いチームでした。40分間ハイプレスを続けるのは体力的に難しいでしょうが、もしもできたら凄いチームになっていたでしょう。
しかし、ハイプレスをかけ続けるにはフィジカルが必要ですから、各選手のフィジカルだけでなく誰が出てもできる選手層も必要です。
そのため、バイアーノとしては40分間ハイプレスを続けるつもりはなかったでしょう。
攻撃においても、カウンターや前線でのジャッピーニャ頼り以外をこの場で試すべきでしたが、篠崎の個人技などで得点できたために、課題が浮き彫りにされませんでした。

ここで活躍した篠崎はシーズン中ではあまり起用されなかったので、この大会を生かせなかったといえるでしょう。

今年はどう戦うか？注目です。