世界恐慌が5年早かったら | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

世界恐慌が5年早かったら

杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba-Delicious Fリーグ最終節の後、名古屋オーシャンズの祝勝会の写真第3弾。チアリーダーのDELICIOUSの2人との1枚。(2連覇という事でVサインということらしい)

祝勝会はオーシャンアリーナ で行われたのだが、このアリーナは世界を知るアジウや木暮も、「こんな凄いフットサル専用施設は見たことない」とビックリするほどで、総工費が40億円以上(予定が40億円だったので実際はもっとかかっているはず)というのだから、大洋薬品の凄さが伺える。

今、世界恐慌で実業団スポーツが相次いで休部や廃部に追い込まれている。日産自動車はプロ野球選手を多く輩出した野球部をはじめ、オリンピック選手や全日本チャンピオンが所属した卓球部、陸上部の休部を発表した。

「もしこの世界恐慌が5年早く訪れていたら、大洋薬品はフットサルに力を注いでいただろうか?」とふと思った。

たとえば横浜Fマリノスの場合、日産自動車は出資比率の引き下げ やスポンサード金額の減額を検討しているという。マリノスタウンは総工費に20億円、維持費に毎年5億円かかっているが、これが5年前の話で、大洋薬品がまだフットサルに力を注いでいなかったら、Fマリノス株を購入したり、スポンサードするのは決して難しいことではないだろう。
(もちろん、その他多くの問題があるので、すぐに買えるわけではないが...)

この不況の中、本年度も黒字&売り上げアップというのだから、大洋薬品は底が知れない。こういった利益を上げている企業が積極的に投資をしてくれると日本も活性化していくのだが、そういう企業がどれだけあるのだろう?

プロスポーツにおいてGMという職業があるが、国内スポーツでも年間数千万円のスポンサーを獲得するGMもいる。
「地域密着」とか「フットサルの普及」などなど、よく言われているけれども、それよりももっと重要な事が...。
(とはいっても、鶏と卵の話になると思うので、そう簡単には事が運ばないのは理解している)

参考リンク:日産、スポーツ休部へ 野球部も卓球部も陸上部も(asahi.com)




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