サッポへはなむけ | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

サッポへはなむけ

サッポ代表監督が任期満了で退任 となった。
本人はやる気があったと聞くし、ここ数年の彼の活動を振り返るとやり残したこともあったように感じられる。

大仁邦彌氏が日本代表がブラジルでブラジル代表に大敗したのを生で見たのが今から5年半前。そのショックがサッポを招聘するきっかけとなったが、彼が日本のフットサル界の発展に貢献した1人であるのは違いない。

ペセやカンデラス、ドゥダ、フェレッチなど彼より優れた監督はたくさんいるだろう。ただ、日本というプロどころか全国リーグすら無かった状況で、彼らが実力を発揮できたかどうかはわからない。サッポもいろいろ不満はあったが、それでも協会に粘り強く要望し続けてきた。

その結果、日本代表の活動や遠征回数など環境は充実してきた。

戦術や采配で不可解な部分があったり、W杯では結果を残せなかったが、アジア選手権で初優勝を遂げるなど、最低限の結果は残したといえるだろう。

ただ、これからは次のステージに日本は上がっている。そこに上がれたことをサッポに感謝し、代表スタッフも一新していくべきであるから、協会の判断は正しいと思う。

噂はいくつか聞いているが、さて、次は誰になるのやら…。