強くなるためにする事の優先順位 | 杉浦文哉オフィシャルブログ「スポーツライターは現場でしょ!?」Powered by Ameba

強くなるためにする事の優先順位

サッカーとフットサル。似ている競技だが、今の日本においてチームが強くなるための過程はだいぶ異なると思っている。

今のフットサル界では、実力よりも金がすべてじゃないかと。

金があれば名古屋オーシャンズのようにシジネイやマルキーニョス、ボラを獲得できるというのはもちろんだが、それだけではなくて、フットサルに取り組める環境を作ってあげないと難しいのではないだろうか、ということ。

名古屋が強いのは実力がある選手がそろっているというだけじゃなくて、施設、スタッフ、監督がいることが大きいと思う。

極端な話をしてしまえば、選手たちがどんなに頑張っても限界はあって、その限界を伸ばすためには金が必要で、金を集めるためにフロントが頑張らなければならない。
クアトロやらイプシロンやらセグンド・パロやら3-1やら戦術的にあれこれやるよりも、営業戦略を考えて選手含めて是認で営業に出た方が良いのかもしれない。

先日、浦安で行われた浦安vs名古屋戦で、名古屋のユニホームの背中に中部電力のロゴが入っていた。スポンサー額はわからないし、名古屋のバックには大洋薬品がついているから影響は微々たる物かもしれないが、営業努力の結果であり、その塵も積もれば山となってくる。

かね・カネ・金となんだか汚く思われるかもしれないけど、実際そうなんだろうなぁ。