介護していた頃

 

鏡に映る自分を見て

 

悲しくなりました。

 

 

疲れ切ったおばさん』が

 

そこに写っていたからです。

 

 

 

 

それはそうです。

 

40過ぎたおばさんがノーメーク。

 

ジーンズに、トレーナー。

 

何十年前の格好?

 

介護中って

 

動きやすく、

 

汚れてもいい格好

 

それが鉄則。

 

 

出掛ける用事があり、

おしゃれをしてから

母の所に行った時

 

母から『チンドン屋』見たい

 

と言われ。。。

 

とても悲しい思いをしました。

 

 

 

 

何かが、崩れていくのを感じた瞬間でした。

 

 

その日以来、

 

母の前では

 

おしゃれをすることは無くなりました。

 

 

 

介護される母にとっては

 

無意識ながらに、

おしゃれして出かける事ができる私への

 

嫉妬があったのだろうと思います。

 

 

母は、動けないから、

どこにも行けないから

だから

介護されてるのに。。。

 

 

私の浮ついた行動で

 

母も傷ついてしまったのでしょう。

 

母も一緒に出かけられる程、

健康だったら

 

そんなことは言わずに

 

 

「今度一緒に買い物でも行こうね」

と行ってくれたかも知れません

 

 

服装一つとっても

相手を無意識に傷つけてしまう

 

その傷ついた相手の無意識の言葉で

私も傷ついてしまった

 

そんな事がありました。

 

 

 

ただね

 

それから地味な服で毎日を過ごしていたら

 

私が少しずつ

 

壊れていきそうになりました。

 

 

 

母の手足になったようでした

 

 

 

だから、

 

自分の時間の時は、

 

自分が元気になる

 

 

 

 

ファッションを着て、

 

メイクもして

 

過ごすようにしました。

 

メイクをするだけでも

 

気持ち上向きました。

 

 

 

ちょっと小物を身につけるだけで

 

気持ちが明るくなりました。

 

 

 

今は他界してしまった母の思い出の

 

スカーで

 

おしゃれを楽しんでいます。