「母親と寝てるお前に言われたくない」

「マザコン」

「違う」

『何故それを…』

「お前の日記を見た」

「面白いよ」

「父親には首を絞められる」

「笑える」

「やめろ」
トムは言う

「殺してもいいけど」

「必ずみきを幸せにしろよ」
テルは消える

「待て」

「君の苦しみを知りたい!!」
しかしテルは消えて

いつもの

みきの顔だけが残った
「待て」

「まだ聞きたい事が」
みきの両親の事

虐待以外の

どんな顔立ちや


風貌なのか…

少しでもみきに残してあげたかった



記憶


トムは自然と涙が

「許してくれ」

「テル」
ひざまずく

「別れろ」

「この野郎」

グイグイ掴んで

落とす

崩れるなつ

しかし

出くわした

キエコに

腹を殴られる

タケルを一撃で始末

これがキエコの


女の実力だった


復縁を迫った

タケルは

なつと揉めて

喧嘩に

しかし

ヒーローの様に

現れた

キエコ

そして

説教

一晩中

みっちりしかられたタケル

「暴力に訴えるなんて男として最低だよ」

キエコは言う
「まだ痛い?」

トムの足を見てみきが
「そんなことない」

「テルのお葬式してくれる?」

「そしたら見送るから」
みきは言う

別れを告げる

決別

「いいよ」

「僕と一緒にさよならしよう」
トムは言う

「ひめも連れて行くの?」
みきは聞く
「出来ればね」