「メアリーの力は僕が引き受ける」
ゆうは言う

「どういう事?」
トムは言う

コップが勝手にテーブルを移動する

「こういう事」

「あと半分」
精霊から

受け取れば

メアリーから力は消える

「もう半分はもらったんだメアリーから」

「だ‥だ、だからってお前はどうなる」
トムは反対する

「メアリーのためだよ」

「こんな力持ってちゃいけない」
ゆうは言う

「僕は反対だ」

「他に策を考えよう」
ゆうが犠牲になるなんて絶対賛成できない

「もうベルみたいに殺したりしないから」

「もうぐちゃぐちゃにしないから」

「精霊に掛け合って無くしてもらう」
また訳のわからないことを言い出す

「ベルをぐちゃぐちゃにして殺したのか」

「うん」
思いっきりゆうを平手打ち

「だって」

わざとじゃない
「聞きたくない」
トムはゆうから離れ