ゆうはまたトミに会ってた

トムに知られたのはこれで二度目


「嫌なだけだよ」

「セックスが」
冷たい視線

凍る心

閉ざされた愛

トムは睨む

ゆうは秘密にしていた。
またトミとの関係を

トムは荷物まとめてゆうと暮らしていた家を出る

「しおりです」
「最近声聞いてなかったから」
「元気?」
ケータイの留守電を何度も繰り返し

狂いそうな自分と戦う

よりにもよって「トミ」みたいな男と‥

トムは寒い夜

電話を貰った

ナノから

マッキーと大喧嘩したとか

「知ったこっちゃない」

雪だった

苛立つ理由

見つけてしまった

ゆうの嫌いなとこ

一つ
奪われるなら

トミよりいっそナノの方がまだましだった