「恋してるんだって?」
「聞いたよ」

「遊びもほどほどに」

車を降りる
ケンは雪の中つばきをエスコート

「テラが最近迷子なんだ」

「俺飽きられたかな?」
極寒の海


母と父が眠る‥

「嫌いじゃなくて良かった」

「海」
来たいと言ったのはつばき

「ウジさんとならもっと楽しかったのに」

しかし寒すぎる

二人は慌てて車に

「テラとまだ続いてるんだ?」
「うん」
「すっごく可愛い」
「でもおてんばだよ」
「君より」

「そりゃ相当だ」
つばきは笑う

まるでいやらしい空気にはならない

お互い

決めた相手がいるのだ

ケンは思う


相変わらずつばきは美しいが

テラの前だと霞むんだ

テラを愛してる証拠

テラは嫉妬してるけど

違うんだ

終わった恋なんだ

ケンは車を走らせる