ミントは焦っていた

恋に幸薄い男

メンバーののろけ話はまだいい

問題はウジだ

すでに見合い結婚で身を固めるつもりでいる

ミントは一人焦りを感じていた

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ウジは自宅で父親の仕事関係の客人を笑顔でもてなす日々

食事の後さりげなく席を立ちトイレへ

ウジは食べた物を生理的に吐く

それを繰り返していた
人と食べない時は水さえ口にしない

拒食症だ

しかし誰にも知られないように食べたかのようなふり

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ホテルでベットに座るウジ

つばきは自分の口に生卵を含む


そしてウジにキス

口移しで生卵を与える

1ケース

さすがに1ケースはやりすぎだと思ったが

ウジは全て飲みきる

その時ノルなら脱ぐと言ったが断られた

三度の飯より俺の体が好きだと

記憶にない頭で想像していたが

やや落胆のつばき



自分にフィアンセがどうしてもと言ってプレゼントしてくれた婚約指輪

男には珍しいがどうしてもと彼女に言われ交換でお互いプレゼントし合った

しかし今やガリガリに痩せて指に合わない

ウジは生卵1ケースを飲んだ直後トイレに直行

「生きたいの?死にたいの?」
つばきがトイレでもがくウジに浴びせた言葉

「踊れないし、歌えないし」
「今年いっぱいじゃなくいますぐ辞めれば?」
ウジはタオルで口を拭き

去ろうと背を向けたつばきを後ろから押し倒す

シャツのボタンが全て飛ぶ

いつの間にか腰の下にはクッションがいくつも置かれて

中に練っとりと舌が

ウジの指の感覚が懐かしい

つばきは突然思い出した

ウジの事を

母を弔いに行った海

投げた花はレッド

たむけにはそぐわないがウジは母が好きだった色を直感だけで選んだ

「結婚して」
つばきは言った