2011年発行 『一個人』7月号「美しい日本の言葉」特集で、武田双雲さんが《絆》について語られたこと。
絆という字は好きではなかった。
「絆という言葉は、縛られる、うざったい、まどろっこしい、面倒くさい、というイメージでした。
でも“絆”の字は“糸”偏に“半”という旁(つくり)です。
一方で“半”には分かち合うという意味もあって、獲物の牛を分けるために糸をぐるぐる巻いてある。
鋼とか光ファイバーではなくて、頼りない“糸”というところが柔らかくていい。
温かみ、人間味がある文字だと感じるようになりました。
分かち合う……でちょっと思い出したので🥸
🍀
きっとみんなが知っているグリム童話だけれど、絵がいいなと思ったのでこちらも分かち合いたい🐦