ちゃり男くんのお店に頻繁に行くようになって、
数えきれないくらいのシャンパンも入れてきた。





でも、それでも良かった。
頑張ってるの分かってたし、負けて欲しくなかった。







少し前から、ちゃり男くんはお店のNO.1だった。


始めてNO.1になった時は、私は泣くくらい嬉しかった。




ちゃり男くんが遠くにいってしまう不安もあったけど、それよりも嬉しさの方が大きかった。




ある月の締め日、私は行かなかった。

次の日早くから仕事があったから。


お店が終わる少し前にLINEしたら、
電話があった。



来て欲しいって言われた。
シャンパン入れて欲しいって。






今まで、来てなんて言われた事なかったから
本当に来て欲しいんだろうなって分かったから、用意してすぐ行くねと伝えた。


行ったらすぐシャンパン入れて、帰らなきゃいけなかった。



でも、初めてのちゃり男くんからのお願いだったから。



同時にやっぱりお客さんなんだ…
営彼なんだ…って不安になった。



用意して急いで、お店行ってすぐシャンパンを入れた。

ドンペリ。ピンク。







シャンパンコールが終わって、すぐラスソンだった。


ラスソンはちゃり男くん。
私の隣で。



ライトアップして、すぐお店を出た。



仕事もあったから。



少しして、ちゃり男くんから電話があった。


今日はありがとうって。


締め日明け、お店がお休みなのを知ってた私は
私の仕事が終わってから、夜中会いたいって言った。


不安だったから。


ちゃり男くんは分かったって言ってくれた。

会えば、少しは不安もなくなるかなって思ってた。








夜、ちゃり男くんからLINEがあった。



《やっぱり今日は締め日明けで疲れちゃったから家に居たい。明日でもいい?》




ショックだった。


行かなきゃ良かったと思った。
行かなければこんな思いする事もなかった。





私は素直な気持ちをLINEした。


シャンパン入れに行った事は後悔してない。
でも、やっぱり不安。って…



疲れてるのも分かる。
1ヶ月頑張ってたの見てたから。


でも、私の気持ちはどうでもいいの?



悲しかった。



最初に言われたのはこういう事だったんだ…

ちゃりこには今以上に時間を使う事はできないって…














でも、不安なのを分かって欲しかった。
その不安を受け止めて欲しかった。




この時の私は、行けないのに無理して行って
30分くらいしか居れないのにドンペリ入れて…

してあげたんだから、そのくらいのワガママ聞いてくれてもいいでしょ…って思ってた。






結局その日は会わなかった。

本当は他のお客さんと居たのかもしれない。







疑い出したらキリがないけど。










会う気がないから、最初から約束なんてして欲しくなかった。。。