前回のお話の続きです。

 

実は転院の理由は他科のパート医をしている娘さんの意向でした。

ご本人の意向ではないようでしたが、ご家族のたっての希望とのことで転医先の先生も受け入れたようです。

 

それで、思い出した出来事があります。

 

 

結婚して2年目、夫婦で親戚の葬儀に出向きました。

そこで初めて挨拶したのですが、

 

 

当時26歳の親戚の産婦人科の開業医の娘さんに

当時35歳の夫が馬鹿にされたそうです。

 

「私は心臓外科医ですけど、マイナー科なんですね」と。

 

医師になって2年目で心臓外科って宣言できるんだなと、感心しましたが、

今思うと、無知の知って大切です。

 

30年以上たった現在は、なぜか産科のない産婦人科の副院長さんです。

 

あれから、紆余曲折 あったんだろうな。