転校したばかりの小学生の話ひらめき

なぜか家に帰らない。

自分の家を通り越して、さらに遠いばあばの家に行く。

彼女は小4ぐらいの学力しかなく、左右の認識もなく、アナログ時計が読めない。

最初は、IQが低いし(←決めつけてすみません)仕方ないと思っていたが、

 

一週間経っても家にまっすぐ帰ることはないらしい。

 

 

 

私が直接彼女に直接聞いたら、当然のように「もう大丈夫ウインク」だという。

 

その時の表情が、「道がわからなかった」と、をついていたように思えた。

 

 

 

実は、最近近所に下校中の少女目当て(たまに少年)の痴漢が増えていることもあり、

 

他人事とはいえ心配していた。

 

それゆえに、わざわざ、遠い方へ行くなんて……と、不思議で仕方なかった。

 

 

しかし、子供がいる友人曰く、

 

「あの頃の女子は見栄張りたいよね~。」

 

 

見栄?

 

そう、見栄キラキラ

 

 

 

小学校高学年にもなると、特に女子は、そういう小さな事でスクールカーストの上下が決まるベル

 

本人の実力もさることながら、親の財力お金も影響するらしい。

 

 

川沿い築40年のトタン壁のアパートと丘の上の数百坪の庭付き戸建て

 

カーポートには傷だらけのミニバン1台とドイツの高級車数台

 

 

そりゃあ、私だって後者に帰りたい。

 

 

25年前横浜の高級住宅地内の公団に、

 

たまたま抽選で数万円ですんでいた友人の子供が小学生のとき、

 

「お友達が家に遊びに来たときにポテトチップスとかだそうもんなら、大変なんだから}

「夏休み、どこに行けば良いんだろう?みなさん、海外だから……。」

 

子供がなかなかできなくて、仕事も中途半端、妻としても中途半端な時で、

結婚してすぐに子供ができた友人のことがうらやましくて仕方がなかったが、

幼稚園~小学生のママ友との問題を友人から聞く度に、

子供ができなくてどれだけほっとしたことか。

 

 

 

 

ただ、嘘はどんなに隠そうとしても、いつかはばれる。

 

嘘つきは泥棒の始まり

嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる

嘘を言えば地獄へ行く。

嘘をつくと腹に竹が生える。

正直は一生の宝。

 

私が小さい頃は↑のように教えられた。

 

今は道徳の授業もないし、教えてくれる大人も周りにいないのかもしれない。

 

あげく、だまされた方にも責任があると、多種多様の投資詐欺が暗躍している。

 

つい最近まで世界中でもてはやされた水原一平容疑者も嘘で身を滅ぼした。

 

身を滅ぼす嘘をつく前に、気づけると良いのだけれど。