出勤早々に総支配人室へ呼び出され、叱咤。

自分に身に覚えのないことで激怒され、怒鳴られるのは

日常茶飯事だったのですが、

この時はなぜかいつもと違いました。

 

【このままここにいたら殺される】

 

そう脳裏に過り、号泣したままその後会議をひとつ終え

社長室に飛び込みました。

 

【もう、辞めさせてください】

 

そこから家に帰りつくまでの記憶はほぼなく、退職届を

総支配人に渡し泣きながら帰り、家族にもう辞めたから、と告げました。

 

よかったねぇ。このままあんた死ぬかと思ってたよ。

 

これが最初に家族から言われた言葉です。

どれだけ自分と家族を犠牲にして働いてきたのか、やっと分かりました。

 

そして、次の日病院受診すると

かなり重症とのことで即入院になりました。