芝居・しばい・シバイ
終わりました。昨日。初日にして千秋楽の私達の舞台。
ちょっと本気のひとりごと、させてもらいます。
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正直失敗もした。セリフも噛んだよ。なぜだか関西弁とか口走っちゃったよ。
でもね・・・楽しかった。やっぱり私は舞台が、芝居が好きなんだなって感じた。思った。
自分の役に悩んだこともあった。「どうしてコイツだけこんなに能天気にしてられるんだろう。」とか「コイツホントにただのアホなんじゃないか。」とか。
でも気づいたんだ。彼になれた時、明るくしていることがすごく苦しく感じた。「あぁ。コイツはこんなに苦しかったんだ。」って。それでもコイツが「元気」に「明るく」していないと、その舞台が暗くなったまま終わってしまうんだって。誰かが笑わせてあげないとみんな悲しい顔をするんだって。
私はみんなが笑顔になってくれることが好き。みんなに元気になってもらいたい。最後に笑ってもらいたい。
一回ね、劇団メンバーに言われたんだ。私はいない時に「たっきーがいないと最後明るくならない。」
って。ちょっと嬉しかった。「私、必要とされてるんだな」って。
私は「滝島」っていう役をやれてよかった。決して主要人物ではない。でも、彼がバカなことをして、みんなが笑ってくれるなら、私はそれでいい。最後に照明を明るく、みんなに最高の笑顔を引き出せるのが私の、滝島のセリフでよかった。
最後まで私は「滝島」のような「考えて元気」にはなれなかったのかも知れない。でも、少なくとも「笑顔の滝島」にはなれたと思う。ありがとう。もぅ性格が私とちょっとだけちがくて、でもそのちょっとがかなり大きくて、正直疲れたよ。でもありがとう。滝島大好きだよ。
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そして劇団メンバー。
ありがとう。
一年間ありがとう。
私にたくさんのものを与えてくれた。芝居が好きだって教えてくれて、思い出させてくれてありがとう。
もう同じメンバーで舞台に立つなんてことはないと思う。最後まで、一緒に全力で芝居ができてよかった。「まとめのあやかさん」は最後まで泣きませんでした。でもすごく感動した。そして悔しかった。もうみんなと舞台に立てないことが悔しかった。
ありがとう。
芝居を続ける人、もう二度と舞台に立たない人、演者としてはもう舞台に関わらない人。もうみんなバラバラだよ。
でも「芝居が好き」これは共通でしょ?忘れないでね。
本当にありがとう。
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そして家族。ありがとう。
「もう演劇なんかやらないで。」
「これで終わりにしろよ。」
「普通の人生のどこが駄目なの?」
そう1年間言われてきました。
それでも1年間支えてくれた。朝早い稽古の時は一緒に起きてくれた。おにぎりを作ってくれたこともあった。稽古から遅く帰ってきても「おかえり」って言ってくれた。
本番見に来なくていいって言ったのに「1年間がんばってきたんだから」って言って来てくれた。
ありがとう。
「よかったよ。」
そういってくれてありがとう。
そして、ごめんなさい。
私、やっぱり芝居が好きだ。また始めちゃうかもしれない。
ごめんなさい。
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これから・・・どうしようかな。とりあえず、いったん芝居はやめます。じゃないと私、芝居しか知らない人間になる。それは嫌。大学で吸収できることはしなきゃいけないんだ。教職も頑張る。うん。
だから・・・もしかしたらこれが私にとって最後の舞台になるかも。
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ありがとう。