オーバーワーク

それは、簡単に言えば『働きずすぎ・やりすぎている状態』のことを指します。

皆さん、一度は聞いたことがあったり、実際にしている人もいるかと思います。

 

先日、クリニックに初めてリハビリに処方がでた、学生さんがいました。

Dr.からでた診断名とメモには『短母指伸筋損傷』『交叉症候群か』と記されていました。

 

 

『腱交叉症候群』とは

手の甲の手首よりに起こる腱鞘炎です。

その場所では、親指を伸ばしたり外に開いたりする腱と、手首を反らす動きをする腱とが交叉しています。

 手作業やスポーツなどで指や手首などを返す動きを繰り返すと、その交叉している場所で腱に負荷がかかるため炎症を起こしてしまうのです。 

 ですから大工仕事や手作業の多いデスクワークなどの職業の人や、野球やテニスなど手首を返す動作の多いスポーツをされている方などに多くみられます。  

 症状としては、手首を反らす動きや親指でキーボードを打つ時などの痛み、また痛みの部分を触れて動かすとギシギシとこすれる感じがする場合もあります。

大会を2週間後に控え、家族も初めて見に来れる初めての大会。

彼自身、これまでになく気合が入っていた中での怪我。

自分でできるケアを行い、テーピングを巻いてなどしてみたがうまくいかず、今回来院したそうです。

 

私が、リハビリでみた際には、

ちょうど交叉している部分がすごく腫れており(初期よりは)、腫れている部分が熱を持っていていました。また、軽度のしびれ症状や手をグーパーするだけでもかなりの痛みがありました。

 

腫れ、炎症が少しでも減少するように、超音波治療器を6分間あてました。

元々のくせで、前腕回内・母指内転、内旋に入りやすくなっており、それにより今回受傷を序長させてしまったかと考えました。

 

ーテーピングの指導ー

用意

5cm幅のテープ

①Y字のテープ  20cm×1本

②25cm×1本

 

※必要に応じて↓

5cm幅のテープを半分にしたもの

③20cm×1本

 

 

【張り方】

①Y字テープを母指の付け根に巻き付け、母指が伸展方向、回外方向に誘導されるように

軽く牽引をかけながら、塗布。

 

②必要に応じて5㎝幅のテープを半分に切ったもので母指内側から外側に一周巻き

そのまま①のテープと同じ方向へ軽く牽引しながら塗布(強度をあげるため)

 

③テープがはがれにくくするために手首に一周巻く

 

END

テーピングは本人と意見を交換しながら行っています。

このやり方がすべてではないと考えています。

参考までに★

 

今回の学生さんだけでなく、最近クリニックに来院してくださる子どもたちは

オーバーワークによる疼痛や体の使い方が上手くできておらず

受傷を起こしている子たちが多く見受けられると感じています。

 

このような内容も今後掲載しますので、気になる方は見ていただけると幸いです。