ココアラテぷらす、ときどき読書

ココアラテぷらす、ときどき読書

2019年にステージ0の乳ガンが発覚しました。(5月20日に手術しました)
婦人科と皮膚科と外科にも定期的に通院してます。

書評も時々、載せています。
良ければ、どうぞ♪


2015年10月末に見つかった「しこり」でしたが、2016年1月の月末に手術をしました。(線維腺腫でした)
2019年4月10日に乳ガンが見つかりました。(ステージ0。5月20日に手術をしました)
その後、放射線治療30回、タモキシフェンで治療を受けています。(その後、タモキシフェン投薬中止)
サブタイプはルミナールAです。(約1週間のリハビリ後、退院できました)
放射線治療はブースト(追加照射)を含め、30回しています。
ki-67は6%と低めでした。
ちなみに乳房は温存です。

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読書は、森博嗣先生と、パトリシア・コーンウェルが大好きです^^
本を読むのが大好きで、病院の側にある図書館へ週に1度は通っています。
本がらみの話もオッケーです♪(特に、ミステリーが好きです)
コメント欄から是非どうぞ^^
(「読書メーター」もしていて「たちばなあやか」名義で読書メーターをしています。)

資格の勉強が好きです♪
ピンクリボンアドバイザー、初級と中級の資格も持っています。
その類の話も大歓迎!

2025年8月末に、熱中症と低ナトリウム血症で短期入院しました。

※ブログの記事とは全く関係のないようなコメントにはお返事をしないことが多々あります。
あしからず。

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新書版は図書館にはなかったので、文庫版を借りてみました。

女性皇族としては初の博士号を授与された彬子様のオックスフォードでの体験記になりますニコニコ

新書版がTwitter(X)でバズっていたことは知ってはいたのですが(確か「王様のブランチ」でも紹介されていた)新書版を読みたいなぁと思っていたところでした。

 

「博士課程を成し遂げた者しか袖を通すことが許されない赤と青のガウンには、くじけそうになったときにふと頭に浮かび、オックスフォードにときの自分に立ち返らせてくれる「目標」だった」(あとがきより抜粋)

 

日常会話ですら話すのが困難な状況で(学習院大学を受講中にどうやらオックスフォードへ留学されたようです)それでも父の寬仁親王の第一子としてご誕生された彬子様は、父が通っていたオックスフォードへ自然と通うことを夢見て(というか、半ば強制?)勉学に励み、なんとかオックスフォードへの聴講生として留学に漕ぎ着け、そして、英国へ旅立ったというところから話は始まっています。

 

そこからとにかく1年間は聴講生としてなんとか周囲と溶け込もうとするのですが、とにかく英語がおぼつかない中での留学で、話を聞くだけで精一杯。

しかし、最初の学期が終わる頃にはなんだか話すことが理解することができるようになったというのはさすがは現地で生の英語を聞いたきただけのことはあるなぁとしみじみ。

 

そんな中で日本では護衛として常にそばにいる皇宮護衛艦のことを話される時には少しクスッとした場面も。

シオダさんという方がその時には護衛をされてらっしゃったようなのですが、なんと彬子様の後ろを常にくっついていた100キロ超の巨漢の男がいる!ということで、英国にいた方に通報されそうになったこととか、英国での幽霊列車(読んでみてのお楽しみです)に乗った時のこととか、仲良くしてくれた指導教官のこととか、あとは何人もの友人たちとの会話。

その全てがみずみずしく語られています。

 

そして、ラスト、5年間の厳しい英国での勉学の結果、博士号の証である赤と青のガウンを着ることを許された従書式。

思わず涙が溢れました。

 

そして、父の寬仁様との思い出。

「私自身、そんなものをプレゼントしたことなど忘れていたし「議論のできない」幼稚園生の私がつくったものを今も大切にもっておられるなんて思ってもみなかった。それから二十五年以上ものあいだ、何回か父のお財布が代替わりしたのは知っている。その都度、「おとうまのおさいふ」を忘れずに入れ直してくださっていたのである。父が亡くなられて数日たち、涙も涸れたかと思ったころだった。父にどれだけ大切にしていただいたかをあらためて感じ、あふれる涙はほんとうに止まらなかった。部屋に戻ってひとしきり泣いた」(P368ページより)

 

「おとうまのおさいふ」とはかつて幼稚園に通っていた彬子様がお父様に送られた折り紙で作り、プレゼントした何気ない贈り物でした。

それをお財布が代替わりすることにお財布の中に入れて持ち歩いてくれていたお父様のことを思い、きっと思い出が溢れたのでしょうね。

私も読んでいて、涙、涙でした。

 

そんなこんなでおすすめの一冊とさせていただきます。(長くなってごめんね)

 

 

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あなたには、この本の結末を読む「勇気」があるだろうか?

そして、読み手としての「覚悟」はあるだろうか?

 

建部という伴侶を持った真裕子。

そして、新しい家族。

彼女の苦しみはまだまだ続いていたけれども「幸せ」に倣うために「勇気」を持ち、そして、一歩ずつ歩もうとしていた。

時には何もしてくれなかった父と姉に時にはぶつかり、しかし彼女の中で何かが確実に変化していた。

 

「お母さん、見ている?」と語りかけることで、彼女なりに何かも決着をつけようとも。

 

一方の香織の家族はといえば、長崎からやってきた大輔は、身を崩す日々。

タバコに酒、そして、女。

ここでも、中学生ながら、長崎で覚えた「女性を抱くこと」に執着していた。

一方の香織は自分の人生をその日、その日送ることで精一杯で、大輔のことを何もわかっていなかった。(タバコとお金を財布から抜いていたことは分かってはいたけれども、爆発するように、大輔に詰問していた)

 

香織も苦しんだけれども、大輔はもっと苦しんでいた。

自分の「母親」を「叔母ちゃん」と呼ばなければならなかった日々。

そして母親だと知った時でも名前で呼べと命令された現実。

実はこちらの家族の方が崩壊の一途を辿っていた。

 

被害者と加害者という立場の違いはあるけれども、真裕子は手記を建部に託すことで、彼女の中で一区切りついたというか、振り返りができて、どう感じたかは彼女しか分からないけれど、それでも手記の中で語ったことで父親がそんなに真裕子が苦しんでいたことが分かって(そんなに分かっていなかったのか!)本の少し前進。

 

姉の千種にも新しい家族ができて、ちょっと安心。

(彼女が一番、対外的に言えば「荒れて」いたので)

真裕子はあの場で確かに感情を爆発させてしまったかもしれないけれど、それでもそこでおしまいと感じられたのは建部と一緒だったから。

そう思うと、なんだかほっこり。

 

一方の大輔は「あちらとこちらの世界」に密かに固執していたことにちょっとびっくりというか、驚いたというか。

それがラストにもたらされた悲劇に繋がったとは。

絵里の「みんなわかっちゃってるもんねぇ」という言葉の意味は今は確かめる術はないけれども、彼女が成長しなかったのは、障害というよりも、彼女自身の問題かも。

 

母親を亡くした真裕子。

そして。父親と再会してしまった大輔。

彼の中で起きた感情の波とは?

そして、それによって巻き起こる「悲劇」とは?

 

「あちら側とこちら側」の大輔。

あちら側の大輔は未だに幸せな生活をしていたのかー。

 

あなたはこの本の結末を読む勇気があるだろうか?

 

 

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乃南アサさんの「晩鐘」を読んでいる最中なのですが(ちなみに、下巻です)先にこちらの本が予約が入っているので、読んでみることにしました。

 

ファシリティドッグのピーボは警察病院の小児病棟に常勤して患者の治療計画にも介入する癒やしのゴールデンレトリバー。

賢くてふさふさの毛並みで子供達に大人気なのだが、実は密命を帯びていた。

 

特別病棟に入院する受刑者と接し、彼らから事件の秘密や真犯人の情報などを聞き出すこと。

死を前にした犯罪者はピーボに癒やされ、誰にも語ったことのない秘密を語り出すのだった。

それを端緒にして、ハンドラーの笠門巡査部長とピーボは捜査を開始する――。(以上、Amazonより)

 

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続編「やっぱり犬は知っている」も出版さrているのですが、私が通っている図書館にはあるかしら?

もしあったら、そちらも読んでみたいと思う本でした。

 

ファシリティドッグってなんじゃらほい?って思う方もいらっしゃる方も多いかと思います。

私も実はそうでした。

「病院で患者さんに寄り添う、つまり恐怖や苦痛といった精神面の負担を和らげるために働いている犬の事です」(P7より)ということでした。

 

ピーボの担当の笠門が事件を解決する訳ではありません。

ピーボの首輪についている高性能マイクで犯人が犬を見て、それに癒され事件おことを言うことで(しかも高性能マイク付き!)その言葉を元に操作が行われていること(実際にあるの?)にびっくりしました。

 

ピーボの活躍(?)でその言葉を笠門が推理を組み立てます。(本当におバカな捜査官だったら、ピーボが何を言わんかという言葉を汲み取ることができなかったと思います)

 

時にはがんの末期の犯罪者の患者のところへ行って、言葉を聞く。

ただそれだけ。

でもそういうことが続いて。警察署の中でも一目置かれる存在に。(まだ、懐疑的に思う警察官も確かに多々いるかとは思うのですが)

 

実際にこの目で見ないと「犬が事件を解決する?」と感じる方もいらっしゃるかとは思うのですが、ピーボの目線、態度、仕草によって相棒(図らずもそう呼ばれている)の笠門は事件を解決してゆくのです。

でも、それはピーボがしたことと警察内では理解は進んでいる様子なのですが。(この本ではね)

 

帯にあった「犯罪者の秘密は全てお見通し」という言葉は誇張でもなんでもないなぁと感じました。

 

この本ではいくつかの章に分かれていて、本当に病気で(しかも重症の)患者さんのところへピーボが行くこともあります。

果たしてそういう患者さんにピーボが撮った行動とは?

 

読んでみて、犯罪も起きているもののホッコリとした一冊でしたニコニコ

 

 

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