宿泊先に荷物を置いて、五味温泉で温まったあとは、試験放流見学会に続くビッグイベント、ダムのライトアップへ行きました。
 
下川町泊まりの日程にしたのは、日帰りだとキツイ距離だからというのもあるけれど、事前に広報でお知らせされていたライトアップを見るためという理由が一番大きい。
 
薄暮の中のダムも見たかったのですが、温泉がおもいのほか気持ちよかったので出遅れ、しっかり暗くなった17時半前、サンルダムへ到着しました。
 
直下へ行くか少し迷ったけれど、遠くから全体を見たいなと思って、道路脇の駐車スペースへ。
 
 
△運転がかなり慎重になるほど雪がわしゃわしゃ降っており、「これ、せっかく来たのにライトアップ見れないんじゃ・・」と思ったけれど、見れてよかった~~!!!
 
雪で光が散り、幻想的な雰囲気になっております。
 
 

△ここの駐車場、ほんとにいいところに作ってくれた・・

 

もしこの駐車場がなかったらこんなにゆっくりこのポジションから眺められないですもん。

 

△Twitterにあげるとだいぶ画質が落ちてしまうのですが、動画でも。

 

試験放流は夜の間も続いていて、絶え間なく流れているのがこれまた美しいというかなんというか

 

 

いろんな視点で見たいので管理棟へ移動します。

 

管理棟横の駐車スペース、見学の人で大混雑だったらどうしよう~と思ってましたが、地元の方々が多く来ているものの、寒くてそんなに長くも居れないからかうまく入れ替わっていて駐車に困ることはありませんでした。

 

△しかしここで猛烈な吹雪もよう。
 

気温-5℃。風速は2mちょいですが西南西の風なのでダムを見る顔と手に吹き付けてきて寒い!

 

スマホを持つ手が凍りそうです。

 

 
△ダムの堤体を下流側から照らすライトがとても強い。ただのスマホで撮っているので光の調整が難しい。てか無理。
 
 
△上の写真より暗めにした写真です。実際の景色に近いのはこちらかも。
 
 
気づけば非常用洪水吐中心で撮影してしまう(笑)
△いつもならこういう角度で撮るのに。


試験放流していると、

△非常用洪水吐の導流部と減勢工がいつもより目を引きます。

 

 

いったん上流側へ移動しました。

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△水位計や、非常用洪水吐の流入部が見えるようなポジションですが、ライトアップしている天端を除いて真っ暗です。目をこらしても何も見えませんでした。

 

 

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△天端の延長線上~

 


 
 
△試験放流の夜をこんな素敵なライトアップイベントにしてくださって本当にありがたい~
 
 

△ほんとに・・・札幌から来て良かった・・・

 

 

まだ割と激しい吹雪が継続中であります。

 

体温と体力がぐんぐん奪われていくので、行きたいポジションに移動することに!

 

いったん後回しにしていた直下、ダム下流側です。

 

と、

 

ここで、

 

いきなり晴れた。

 

 

寒い地方にお住まいの方はわかると思うんですが、冷えてキーンと張りつめた夜に頭上に見える星空が他の季節よりきれいだってこと。

 

しかもここは下川町、札幌のような街明かりはない。

 

今まで見た中でトップ5に入るくらいの星空がそこに広がっていた。(他は占冠のキャンプ場から見た星空、旭岳のふもとのキャンプ場からみた星空、富士山のふもとからみた星空、こないだ初山別でみた星空です)

 

さっきまで雲と雪で隠れていたけどそこに変わらずにあった星空が、見えた。

 

大好きなダムと、そのライトアップと、星空が自分の瞳に映っていて、胸がいっぱい。

 

△右下の超明るい光の上の辺りに、オリオン座がきれいに見えていました。
 
星を映したくて明るくすると上の写真のような感じですが、
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実際の見え方はこんな感じ。

 

 

△Twitterにあげた写真でも、アップしてじーっと見るとオリオン座が写っております。

 

 

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△正面から
 
 
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△こう、暗闇に浮かび上がるダムを見ていると、山奥にひっそり佇む遺跡か何かを見ている気になってくる。

 

遺跡というのは人間が遺したものだから、あながち違わない。

 

どのポジションから見ていても、地元から来た家族、友人どうしの人たちが来ていて、地元の人がとりあえず見に来てくれるっていいなあって思いました。

 

 

晴れてきたので、また管理棟横から眺めたくなって再びのぼってきました。

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△さすが晴れると空が真っ黒でダムのライトアップも映えます。
 
 
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△少し明るく撮った。

 

 

寒さ対策は万全!でけっこう着込んでいきましたが、寒いのでもうそろそろお宿へ戻りますよ・・・

 

後悔しないように、目に焼き付けつつ、写真に収めつつ、、

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△管理棟横からは下川町の灯りが見えました。
 
こうやって下流には人が住む町があるわけで(下川町に限りませんが)、100年に1度の洪水の被害を減らしたり、水不足に困らないようにしたり、ひっそり貢献していくんだな~って思いました。
 
 
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△帰りがけ、ふたたび道路脇の駐車スペースから、ダム堤体の全体を(管理棟も含む)。

 

 

 


 


以下、当時のTwitterです。