だから、書き残したいと思うのですが

流れて行く時間はそんな暇を与えてはくれず。


私はとてもスローな人なので、

なんでもない文章にとてもとても時間を要します。


何度も逡巡して、たくさん書いたのを全部消して、とか、

思っていること、というより、感じていることを、言葉にはめるのって本当に難しくて、

結果、一番幼稚でシンプルな言葉に。

それで伝わるのか…?

うーん。違うの違うの、ってなる。



すごいなあって思います。
たくさんの言葉で文章を残せる方って。

そしてその言葉たちで人の心まで動かしてしまうでしょう?

誰かへの感謝や愛を素敵に伝えるでしょう?


すごいなぁ。



それとも、物凄い文量で熱い心を発信する人も、私みたいに言葉にはめるもどかしさを感じているのでしょうか?

うーん。どうなのかなぁ。







さてさて、話は変わり。



たくさんの方に迷惑をかけ、そして宙ぶらりんになっていた私の中での舞台「三國志」が少し終わりに近づきました。


終演してから初めてのウーシュークラス。

師父は顔を歪ませた私に爆笑。


なぜ、爆笑。


なんと温かな、爆笑。



そして私がここから学ぶべきことの一つを教えてくださいました。




思えば、あらま。そうですね

この方は、小さい子でもわかるような言葉で、人の心へ響かせる。


それを強く感じた先日のこと。

お子さんが産まれた元メンバーの方へとみんなが書いたメッセージカード。なんとなしに見えた師父のメッセージ、なんともシンプルで、なのにすごく愛が見えて、ああ、この方は本当になんというか、愛なのです。


やはり言葉で言えないや。




でもそっか、だからいいんだ。

簡単でいいし、言えなくていいや。



はるかむかーしの、「出来る私」は、意見を言うこととか、人前で演説することとか、とても上手だった。と思う。先生が、大人が喜ぶような、模範解答を作るだけだったから。

でも大人になったら、いつのまにか模範なんてもの自体がなくなって、いろんな答えがあるようになって、どんなものでも、その人自身の心から出た答えであることが大事らしいと気付いた。

途端に、何も言えなくなった。

自分の意見てなんだ?

はてなはてな。


こういう答えを求められてるんじゃないか?と頭は勝手に巡って、本当に私が思ったこと、感じたことを自分でわからない。


面白いね。



感じていても、言葉におこせなくて、うあーってなったり。






あれー



今、打ちながらお家に帰ってきて、お家に入った途端、何考えてたんだか出発点も着地点もわからなくなってしまった…。

カモネギ…。



とりあえず、前向きな何かを感じている。たぶん。

うん、おっけー。



ありがとうございます。