やっと少しは落ち着いてきたかもしれない…。

というわけで超久々のブログ更新。
引き続き、去年開催のフクヤマニメ5の記事です。

あ、ちなみにタイトルは間違いではないですよウシシあせる
朝ごはんネタとその後のイベントをまとめて投稿してみました。
ご飯をスルーしたらイベントレポに続きますニコニコ


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2022年10月23日、フクヤマニメ2日目。

駅前のホテルでゆっくり休んで、もりもり朝ごはん。
実はこの時に麻宮騎亜さんと遭遇してびっくりドッキリでしたポーン


鯛めし。

前日があなご飯だったのを食べ損ねて、今朝もあるかな~と思ってたらメニューが違っててちょっとガッカリ。

でも美味しかったもぐもぐ


しらす丼や尾道ラーメンはホテルの方が作ってくださってたのですが、前日しらす丼食べたから、この日は尾道ラーメンを。


食べ過ぎ状態だけど前日パンが食べられなかったので、無理やり取って食べましたもぐもぐ


10時前に天満屋へ。

麻宮騎亜さんがイベントの度に直筆のミニサイン色紙を用意してくれる会場限定コミッションを見たくて。

けど、結果作品の到着が遅れるとの事で、2日目最初のイベント時間も迫っていたので場所移動。


大慌てで10時15分頃、福山駅前シネマモードに移動。

友達と会って扇子を並べて撮影。

(暑くて扇子でパタパタ扇いでたので)


10時30分からは『『境界戦機』振り返り上映&スペシャルトークショー』。

2日目のワタシ的メインイベント。


まず『境界戦機』振り返り上映。

上映されたのは福山市の城東中学校がモデルとして登場した第6話、そして羽原信義監督の演出回である第2期最終話の第25話。

やっぱり大きなスクリーンで観ると迫力あって楽しい爆笑


10分程休憩があり、トークショーに移行。

進行の天津向さんが登壇し、ジェルマン・ゴベール役の声優 福山潤さん、紫々部シオン役の市ノ瀬加那さん、次いで監督の羽原信義さんが舞台上へ。

冒頭の

「よろしくお願いします」

の挨拶の後、

羽原監督(以降敬称略)

「ちょっとだけなんですけど知り合いがいるんで呼び込んでもいいですか?

第二期エンディングを歌ってくれてるNatumi.ちゃんです」

予想外のことにびっくりびっくり

N「境界戦機のエンディング『pARTs』を担当させていただきましたNatumi.と申します」

観客の大きな拍手。

N「この後、13時45分から福山駅北口のステージで30分程歌わせていただきますので、是非お立ち寄りください。

よろしくお願いします」

羽「よろしくお願いします。

この後すぐリハーサルがありますので」

ということでNatumi.さんは退場。

もちろん私たちはNatumi.さんのステージも予定に組み込んでおりますともビックリマークグッド!

向「ということは、福山さんの13時からのステージの後そのままいればNatumi.さんのステージも見れるということですね」

福「僕も見れるし」


ここからトークショー本編スタート。

向「羽原監督と僕は福山出身で福山さん自身も」

福「生まれは福山ですね」

向「市ノ瀬さんは福山は初めてですか」

市「初めて来ました。

昨日前乗りして『一丁』っていうラーメン屋さんでご飯を食べました」

向「最高です。

美味しいところはまだまだあるんで帰るまで楽しんで頂きたいと思います。

福山さんは」

福「昨日来て、コスプレ会場とかお店とかいろいろ見て。

アニメイトあるじゃないですか。

さすがに『境界戦機』コーナーがないことはないだろうと思って視察に行ったら…ありましたね」

会場拍手拍手

羽「福山さん、素で歩かれてたんですか」

福「はい、このままで30分ぐらいずっと回ってましたね」

向「福山さんのコスプレイヤーと思われたんじゃないですか」


向「6話と25話をチョイスした理由を監督、お聞かせください」

羽「25話はね、当然最後で盛り上がるところなんで大スクリーンで観ていただきたいと思ったのと、第6話は前にここ(シネマモード)で上映した時は放送前だったんですね。

第6話は福山が舞台だったので話をしたかったんですけど社長から

「言っちゃダメでしょ」

って言われて(そりゃそうだ笑い泣き)言えなかったんでここで」

向「福山、わかりましたかね、皆さん」

会場から大きな拍手拍手

羽「Natumi.ちゃんも出ている城東中学校も出させていただきました」


向「福山がモデルになって嬉しいなぁと思うんですけど、6話と言えばシオンちゃんが出てくる回でもございます。

市ノ瀬さん、この話数、どのような印象をお持ちですか」

市「5話で少し出てきて、6話で本格的に登場という事でしたが、シオンちゃんのナレーションから始まり、結構物静かで大人しくて、芯はちゃんとあるんですけど戦闘する感じには見えないと思うんですが、バチバチで20体ぐらい倒してますよね(笑)

そういうギャップが見えて、シオンちゃんは戦闘になるとこんなにかっこよくなるんだと凄く楽しかったです」

羽「登場する前ではずっとナユタが喋ってましたからね」

市「ダークヒーローみたいで楽しかったです」

羽「そしていきなり泣いちゃうっていう」

市「怖かったんだな、という等身大の女の子が感じられて可愛かったですね」


向「そして福山駅がモデルになってるということですが、福山さん、わかりましたか」

福「最初、収録の時にジェルマンが出てくるところではなかったんですが羽原さんに

「今度OAされる6話が福山が舞台なんで」

って言われて観て、僕の中の子どもの頃の情報と照らし合わせて

「どこだどこだ」

ってなって。

わかったとして、ゴジラが地元を踏み倒したりして「ワーッ」ってなってる感覚になるかと思ったら意外にならない(笑)

喜んでいいのかどうか複雑な感じがこう…」

向「そうですよね、知ってる場所がって観てる人も同じように感じてる人もいたかもしれませんね。

羽原監督はどういうお気持ちで」

羽「キャラクター達が移動していって広島から抜けて山陰の方に行くという話で、ストーリーを組み立ててる段階から福山を登場させようという気持ちでいました。

でも美術を担当されてる方は福山に来られたことがない方なんで写真を渡したりとかして」

向「なるほど、だからしっかりと福山を再現されてるということですね」

羽「ちなみに第5話でお好み焼き屋さんが出てるんですけど、お店の人に協力してもらって場所は倉敷って設定なんですけどお店自体は福山にあるお店で、写真を撮らせていただいて」


向「シオンの陶芸をするシーンがあるじゃないですか。

あのモデルってあったりするんですか」

羽「一応、姫之焼の名前に近い(備後国の姫谷焼)焼き物があって、それをもじった形で。

窯とかも知り合いに頼んで写真を撮ってもらって」

市「知り合いの方が!」

羽「はい、近くに住んでる方とかに」

市「すごい!」


向「福山さんにジェルマン・ゴベールについて聞きたいんですが、裏のフィクサーと言いますか、ラスボス オブ ラスボスみたいな」

福「そうですね、裏でちょろちょろやってました」

向「ジェルマン・ゴベールの変わりようによって物語が進んだイメージもありますが、羽原監督、キャスティングの理由などお聞かせいただけますか」

羽「高圧的でありながら執念があって裏に秘めてる感じでシナリオを読んでたら福山さんの声が浮かんできて。

オーディションしたんですが、やっぱりジェルマンをお願いしたいなってなって。

お忙しい方だからスケジュール取るのが難しいかなって思って、ダメ元でオファーしてくださいって言ったらOKいただけて大満足です」

福「オーディションの話ですが、最初にガイとナユタを受けてるんですよ」

会場一同びっくりびっくり市ノ瀬さんもびっくりビックリマーク

福「ガイは今だったらどうやったらいいんだろ。

ナユタはやり過ぎたと思いました」

羽「登場シーンの口上をやっていただいて」

福「オーディションで楽しみ過ぎたっていう。

もう一キャラ、軍人で受けてたんですけど、それが終わってジェルマンでって資料をいただいた時に

「ははーん、いろいろやった結果、髪型で選んだな」って」

向「違う違う!髪型ではないですから!」

福「当時、ちょうど同じ髪型してたんで」

向「キャラクターの素顔が変わっていってるのにジェルマン・ゴベールのトーン自体は変わらないじゃないですか。

なのに、その素顔が見えるっていうのはめちゃくちゃ芝居をやられてるなと思って」

福「本人は全く細かいことをしようとは思ってなくて。

ただ、胡散臭いじゃないですか、彼。

その胡散臭いのを隠さなくていいっていうキャラクターでもあるので、それをやってるのが面白かったんで。

羽原さんからも答えじゃなくて何をやってるという細かい情報を収録の度にちょっとずつもらえてたんで、じゃあこういう感じああいう感じと裏で仕込みながらやってた感じです」

向「どうですか、市ノ瀬さん、ジェルマンというキャラクターは」

市「一番好きかもしれないです」

登壇者の皆さんも驚愕ポーン

羽「マジで?!初めて聞いた」

市「福山さんの含みを持たせる演技で欲を全面に出してるキャラクターが好きなので、ジェルマンの活躍を楽しみにしてました」

福「ビルを爆破して車で移動してる時にテストで台本上にはなかったんですけど高笑いを入れてみたら、やれって言うので本番でも使っていただきました」

羽「台本にはなかったけど「これだ~!」って入れていただいて」

福「だってあいつ、ずっと独り言言ってるじゃないですか(笑)

やってもいいかなって去っていくところでずっと笑ってたら「やろう」って」


向「市ノ瀬さん演じるシオンについてですが、羽原監督からの印象はどうですか」

羽「シオンって芯があるけど揺れ動く感じってのがあって、オーディションの時からそれが一番出てたんですね。

僕、今回お仕事ご一緒するのが初めてだったんですけど、その前にやられてたキャロチュー(と聞こえたのでググッたら『キャロル&チューズデイ』かな?)という作品でリアルな演技だなって思って、シオンは等身大の女の子でいきたいって狙いがありまして、コスチュームとかも男性に媚びていない感じのコンセプトで作ってて、気負ってる感じではなくナチュラルな感じでってやりたかったのですごくピッタリでしたね」

市「ありがとうございます。嬉しい」

向「福山さんから見てのシオンというのは」

福「監督がおっしゃってたように男性に媚びない感じでいこうというか、もともと『境界戦機』自体が格好や装飾をきらびやかにする訳ではないところもあるんでしょうけどヒロインというより共に戦う戦友、あるいは巻き込まれて仕方なく戦う少女というのがビジュアルも含めてテーマ性がしっかりしてると思いつつ、収録の都合上同じスタジオで撮っていなかったのでOAで確認させていただいたんですがAIの3キャラと人間3人の少年少女達との交歓を楽しめる感じで、3人のチームワークというかバランスというか、素朴な中にある花って感じで聴いてて心地よかったですね」

向「どうですか、市ノ瀬さん、めちゃくちゃ嬉しそうですけど」

市「両サイドから褒めていただいて、ありがとうございます」

福「そういう態度取ると僕ら楽しくなって、もっと褒めます(笑)」


向「25話は監督自ら演出されたと」

羽「はい、そうですね」

向「演出のこだわりポイントはありますか」

羽「最後の方なんでスケジュールが詰まってきていて、アフレコ現場ではほぼ絵コンテ撮みたいな感じだったんですよね、画が間に合わなくて。

アフレコ前には一応編集してアフレコしていただくんですけど、どうしてもセリフに感情がこもったりすると伸びたり逆に早くなったりするんですが、そこは逆に自由にやっていただいて後で声に合わせてもう1回編集し直すってやってまして。

僕が演出する時は割と多いんですけど口パクの動かし方をセリフのテンションに合わせたいと思ってるので、当初はもう少し口の開き方を大きくしてたのを少し小さくしたり、声のイメージに合わせて画を作り直すというのをやってます」

市「確かに口の動きが細かくて、25話のアモウ君の口の動きとかもヌルッとしててすごかったです」

羽「口の動きがぞんざいなアニメって僕は好きじゃないので、そういうところにも神経をとがらせていきたいなというのはあったので、そこはかなり気をつけてやりました」

リップシンクを本当に大切にしてるのがここでも分かってとても嬉しく思いました照れ

向「今の監督のお話、福山さんもずっと頷いていらっしゃいましたが」

福「こういうロボットを手描きでやってる『境界戦機』も含めて、25話の最終話っていろんな所の終着地だから(製作)スタジオに負担がすごくかかってるんですが、監督とか僕らが演ってるのを見てくれてスタジオで反映してくれてるってフィルムに乗るんですよね。

例えば僕らがやってる間に画面で見えてなかったものがOAで観た時に「あれっ」って思うことがあるんです。

奇跡的に合ったのかな、と思うこともあれば「あ、汲み取ってくれたんだ」場所は違うけど同じものを目指してゴールを迎えていくっていうのが、アフレコの中で本当は画があるのがいいって価値観はあるんでしょうけど週間でOAしてるテレビアニメの中で、スケジュールを越えてお互い同じものを目指して皆さんが画面を観て完成するわけじゃないですか。

これが見えた時の、リアルタイムに感じるものじゃないですけどこういうのもあってもいいのかもな、とすごく感じるんですよね。

そういう(製作側の)話が聞けて嬉しいです」

福山さん、前回のトークショーでも思ったけど、とにかく話が深いビックリマーク

首がもげる程頷いたわ!!

向「こういう場所じゃないと聞けないお話もあるし、終わったからこそ言える事もいっぱいありますからね」

羽「そうですね。

今度発売するBlu-ray BOXの中にオーディオコメンタリーがありまして、そこでも終わったからこそ言える話がたくさん出てまして、実は最終回は福山さんに出ていただこうとオファーしたんですがお忙しかったみたいで」

福「すみません~」

羽「ここで直接話していただけたんで良かったです」


この後はその『境界戦機』Blu-ray BOXの受注予約受付の話。

特典の数々がスクリーンに映し出される。

向「すごい豪華な特典で」

羽「この為にニューカラーのプラモデルも制作しまして。

14話でケンブが黒い状態で帰ってきたそのバージョンにしてもらいました。

これね、結構かっこいいんすよね」

このプラモデルとかの話を目をキラキラさせて語る監督が大好きラブ

一生見てられる照れ

羽「描き下ろしのジャケットもありますし、中にシリーズ構成をやっていただいた木村(暢)さんにショートストーリーを書いていただいて、境界戦機が終わった後のストーリーが4本」

市「姫之焼とか…」

羽「姫之焼はどうだっけなぁ(笑)」

向「オーディオコメンタリーは市ノ瀬さんも出られてたり」

市「はい!」

向「フクヤマニメ限定購入特典もあるんですか?」

と、ここで特製ポストカードの紹介。

羽「はい、シオンちゃんとレイキのイラストを僕が描きまして、そこに(市ノ瀬さんの)複製サインが入ってます」

向「先程の福山さんのお話じゃないですが、Blu-ray BOXで観たら改めて感じる事もたくさんあるというと思うので、Blu-ray BOXを回して戦争というビジネスを回して頂ければと思います」

向さん、上手いビックリマーク爆笑

この後、Blu-ray購入特典お渡し会がシネマモード前とさんすて福山で行われる事が告知されてエンディング。

福「僕としては2年ぶりにフクヤマニメに帰ってくることができまして、『境界戦機』でジェルマンという僕にとってはひたすら楽しんで演ったキャラクターでしたが観てる方は

「こいつふざけやがって」

とかいろいろ思う人もいるかもしれませんが、ジェルマンなりに何かあったり、個人的に好きなシーンで取り押さえた時に薬莢が眉間に当たるというウルトラCのところを観た上で揶揄ってるセリフを聞いたり~(すみません、この後覚えてない)

Blu-rayで今後も『境界戦機』を楽しんでいただきたいと思います。

どうもありがとうございました」

市「皆様、お越しくださりありがとうございました。

紫々部シオンちゃんとしてイベントに出させていただいたのは今日が初めてだったので、皆さんの前で境界戦機の事をお話できたのが本当に嬉しかったです。

シオンちゃんに決まった時はずっとやりたかったキャラクターなので「頑張ろう」という意気込みでやったんですけど、すごく温かみのあるキャラクターで作品も重厚ですし本当に何度も観ていただきたい作品だと思いました。

今日はありがとうございました」

羽「本当にありがとうございます。

今までのお二人のお話からお分かりいただかると思うんですが、コロナ禍でなかなか全員集まってできるアフレコではなかったんですけど、それでもこのようにチームワークの取れた現場だったと感じております。

アフレコ現場で終わって次の人が入ってくるすれ違いの場でも会話されてたりとか、温かいアフレコ現場でした。

絵を描いているチームも助け合ったりしてて、ギリギリまで詰め込んで線1本1本、最後まで諦めずに描いているのがスクリーンでご確認いただけたかと思いますので、お手に取っていただけたらありがたいです。

よろしくお願い致します」


…と、これで終わりと思いきやビックリマーク

何と福山さん、市ノ瀬さん、羽原監督の直筆サイン入りのポストカードやビジュアルポスターが3名に当たるサプライズプレゼントが!!

私は当選しなくて残念でしたが、本当にフクヤマニメは特別の場所だなぁ、ととても嬉しく思いました。

抽選会が終わり、これにてイベントは完全に終了。


みんないそいそと準備してシアターを出てシネマモードに。

水色の女の子(サーシャ)の隣でめちゃめちゃ嬉しそうにしてる水色おじさんを激写笑い泣き


早速、羽原監督による『境界戦機』Blu-ray BOX購入特典お渡し会が始まりました。

並んで順番待ち。

写真撮影はOKとの事ですかさず撮影。

実際の発売は12月ですが予約完了の画面を提示することでイベントで紹介していたポストカードに羽原監督が直筆サインを入れて渡していただける企画。

これまた太っ腹企画で超嬉しい爆笑ピンク音符ピンク音符


こちらがBlu-ray BOXと特典のプラモデルの現物。

かっこいいなぁ照れ


サインしてもらった後のポストカードの写真を撮ってなくてカメラロールにはないのですが、これサインしてもらってるところ。

ハンドルネームも入れていただきましたビックリマーク

羽原監督ファンなのでめっちゃ嬉しかったです爆笑ラブラブラブラブラブラブ


この後、お渡し会が終わってこの場を後にする監督をみんなで見送ってから息つく暇もなく、次のイベント会場に移動しました。