ヤマトワールド初日のトークショー以外に関しては、こちらのブログで簡単に紹介していますのでご覧ください。
13時のトークショーに合わせて…というか、実は整理券を無くしてしまい、ずっと探していたらアナウンスがあったので大慌てでトークショーの特設ブースに駆け込みました。
「整理券無くしちゃって…」
と両隣の人とかに話をすると
「大丈夫、みんな並んでたの知ってるから」
と言ってもらえてちょっと気が楽に。
自己紹介と挨拶をした後、ヤマト式敬礼。
残念ながら撮り逃した
に多くの人が手を挙げる。
「3割はいますねー」
(ここら辺、メモし忘れてるので記憶が不確かです…)
住「改めてお二人から一言ずついただきたいと思います」
特別映像を準備したということで、横のスクリーンに映像が…。
あら
映像が出ない
「調整しますのでお待ちくださいね」
と一旦仕切り直し。
しかし、結局調整も上手くいかず、映像はなし。
「残念なお知らせです。
映像なしで行きます」
そして、改めて舞台横に登場した住谷さんがご挨拶。
「皆さま、こんにちは、初めまして」
にみんな(笑)。
いやいや、さっきいましたよね
「本日は宇宙戦艦ヤマト2202ワールドにご来艦いただき、誠にありがとうございます。
大変長らくお待たせいたしました。
早い方は朝6時頃から並んでいらっしゃったと聞いています。
これよりスペシャルゲストをお迎えしての『出張版ヤマトーク』を始めてまいります。
本日司会を務めますヤマトワールドアンバサダーの住谷綾香と申します。
どうぞよろしくお願いいたします」
「それでは早速、オープニングイベントに駆けつけてくださいましたスペシャルゲストをご紹介いたします。
『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』監督の羽原信義さん、そしてシリーズ構成の福井晴敏さんです」
うわー、近い、嬉しい
羽原監督「ようこそお越しくださいました。
さっき映像、流れなかったのかな。
(住:「そうなんです」)
昨日観せていただいたんですが、めちゃくちゃかっこいい映像だったんですが、残念です。
監督の羽原信義です。よろしくお願いします」
今日はよろしくお願いします」
住「ありがとうございます」
福「初っ端から皆さんの想像力をかき立てる…」
羽「何が起こってるんだろうっていう…」
福「我々も裏でヒヤヒヤしておりましたが」
住「ちょっと機械のトラブルがあったんですが、後日SNSの方にupさせていただきますので」
福「なるほど」
住「皆さんの脳内で合成していただければ」
住「いよいよ本日から開幕となりましたヤマトワールドですが、お二人は既に中を見ていただいたという事で感想をお伺いしたいのですが」
マイクを変えたことで、合いの手を入れる住谷さんの声が聞こえない問題が発生。
福「やっぱり第一艦橋が…。
(住谷さんに)大丈夫ですか今度は声まで消えていく方向ですか
(さっきの映像出ない事に絡めて)」
住「(大きな声で)大丈夫です」
福「第一艦橋、中腰になって見るといい感じで」
羽「ね」
福「手作り感溢れてて素晴らしいなと思いました」
羽「くれぐれも手を触れないようご注意ください」
第一艦橋は朝から長蛇の列で、入場の場所にまでその列が伸びる程で。
写真撮影もOKとなっていますので。
お二人も写真を撮られましたか」
福「もうバッチリ。中腰で」
羽「乗ってる体で」
…そして、羽原監督は広島県出身ということで」
羽「はい、福山市出身ですが、広島市とは結構離れてるので、あまり来る機会がなかったんですけど、こんな自分の生まれた県でヤマトの展覧会が開催されるというのは夢のようで凄く嬉しいです。
羽「はい、そうです。
今日、実家から来ました」
福「何してるんですか」
羽「母親の肩を揉んだりとか、母親の愚痴を聞いたりとか」
福「広島は凄い楽しみにしてましたよ。
泊まりがけでねー、来てねー。
(羽原監督、笑い)
昨夜は美味しいもの食べて、でここを見せていただいて…っていう予定でした」
羽「はい(笑)予定でした」
お客さん爆笑
福「そう、俺が広島で何かしようとすると必ず機動戦士が邪魔をしてくるという、ね」
羽「今日何時起きでしたっけ」
福「5時起き。ホントにもう…」
住「ありがとうございます。
わざわざ今日お越しいただいたという事ですが、そんな広島、キービジュアルにもなっています宇宙戦艦ヤマトが海から飛び立つシーン、あれが呉の海ではないかとファンの間で話題になっておりまして」
羽「はいはい」
福「その根拠は何ですか」
羽「でも、画面に出てるヤマトの後ろとかは…」
福「山の線とか」
羽「稜線とかは…もうそんな感じ…。
公式には…」
福「ニュー呉とか」
羽「あ、はいはい、そんな感じ
ニュー呉でしょうね、きっと」
やったー呉認定されたぞー半公式で
福「割とこの辺は遊星爆弾の被害もなく」
羽「そうです」
住「なるほど。皆さんの謎が一つ解決したのではないかと思います。
そして広島での開催ということで、お二人もTシャツを来てくださってますが、なんと言ってもここ数年カープが強いと
ちなみに監督、カープファンですか」
羽「ごめんなさい、僕あんまり野球分からなくて…。
でも小学生の時、古葉監督のカープが優勝した時はすっごい盛り上がりましたよ、学校を挙げて」
福「自分も盛り上がった」
羽「盛り上がりましたよ、分からないながら(笑)
ぶち嬉しい、みたいな」
福「じゃあ、野球に全然詳しくないあなたに聞くことがあるとすると、古代進はどこですか」
羽「ポジションですか
でも『波動砲発射』とか言って投げるんじゃないですか、ピッチャーとして」
福「一人で背負ってる感」
羽「そうそう。
じゃ逆に福井さん、キャッチャーは誰ですか」
福「キャッチャーは太田ですね」
それ、見た目じゃん
羽「あれ、そっち島じゃないの」
福「キャッチャーはデブと決まってますから」
お客さん、爆笑
羽「斉藤の立場は一体…」
福「あー、そうだね。
でも斉藤は当たったらデカそうだね。間違いなくホームラン」
羽「すみません、こんな感じで」
福「我々に出来るのはこれぐらいだ」
福井さん、フラーケンのセリフをチョイスするところがナイス
ちなみに福井さんはその赤いTシャツで会場にお越しいただいた際はカープファンだと(認識されてる)」
福「東京からこのまんまで来ましたからね」
羽「強い」
福「街の注目を独り占め」
羽「全員二度見」
福「俺、今まで出たグッズの中で一二を争うお気に入り」
さすが"ヘンなTシャツ"好き
福「『これは何』感が強いじゃないですか」
羽「いきなりステーキ、みたいなインパクト」
福「そうそう、あれと同じぐらいの衝撃」
住「是非皆さんも福井さんとお揃いにしてカープ観戦に」
映像が復活しました(拍手)
皆さんと一緒に観てみたいと思います」
…映像が…しかし音が
羽「今度は音が出ない」
再度調整してたら…音、出ました
その時の映像はこちらのリンクから→★
無事に映像が流れて拍手。
福「これをバックに俺たちが出る予定だったんです」
住「映像も無事観られたところで、ここからは作品について掘り下げていきたいのですが、2202を手がけられて、今ひと段落ついて改めての心境をお伺い出来ますか」
羽「そうですね、ようやく肩の荷が降りたというところではあるんですけど、ただ上映はやっておりますし、広島では先日十一話が放送されたばかりですので、最後に終わるのは広島の放送が一番最後になると思うんですけど、そこでようやくほっとするんじゃないかな、という感じですね」
福「そうですね、どっかで何かやってると落ち着かない感はありますね」
住「45年、1974年に初代が放送されてからですが、世代を越えて愛される作品、というのが深まったんではないかと思いますが、どういうところに魅力があるんでしょうか、ヤマトの」
羽「ヤマトそりゃもう、だって、一番最初にヤマトを観た時の衝撃って言葉で言い表せないぐらいのものであったし、『さらば宇宙戦艦ヤマト』は僕が中学校3年生の時に福山のローズ劇場という所で観たんですけども、場内涙で埋め尽くされらっていう感じは、今の自分の根本になっている気がしますね。
それほど大きな作品ですね」
福「良かったね、劇場で観れて。
その年はスターウォーズとかもあって…」
羽「そうか…そうですよね(笑)」
福「その年はスターウォーズとか『宇宙からのメッセージ』とかのいただき企画を先に観ちゃったもんだから、今年の宇宙は使い切ったって言われて、親に連れて行ってもらえなかったんですね。
観たのがテレビ放送された2年後ぐらいで。
一番最初に観に行ったのは『ヤマトよ永遠に』で、ワープディメンションでビスタサイズのものが観てる間に途中で画面が広くなるすごいシステムで。
でも俺が観に行った浅草の映画館は非対応」
一同(笑)
てか、福井さんと同い年だから、分かりみしかないわー。
羽「えそれどういうこと
広がらないんすか」
福「ずっとビスタのままでした」
羽「マジで」
福「多分、上下が小さくなったんじゃないかと」
羽「あー、なるほど」
福「ダレトク感ハンパない」
住「そんな世代を越えて愛される作品になったわけですけど、幼い頃に観られた作品をこうやって自分で手がけるというのはどうでした」
羽「…だって、ねぇ…だってねー(そりゃもうヤマトだし…の含みを持たせて)、本当に悩んだし、自分ができるのかという葛藤はすごくあったし、みんなが大好きな作品というのはもう染みて分かってましたし、どうしても自分の中のヤマトというのはお持ちなのは重々分かってましたし、どんなものが出来ても、多分僕が観てても『ここが違うよ』って言うのはあったと思うんですよ。
それも分かりつつ、せっかくいただいたチャンスを逃すより出来るだけのことはやって、やらずに後悔するよりやって後悔しようと思って始めたんですけど、実際やってみると多くの人に応援していただいて助けていただいたことでここまで何とかやって来れました。
結果的にやれて良かったなと思っています。
ありがとうございます」
住「福井さんはずっと(頷いて聞いてましたね、のニュアンス)」
福「うん、いや話だな、と思って聞いてました。
これは連れて行ってもらえないで代わりに『キタキツネ物語』を観に行かされた小学四年の俺に
『でも、お前は40年後にコレもう1回作ってるぞ』
ということを教えてやりたいですね」
羽「キタキツネに勝ったぞ、と」
福「キタキツネはリメイクされないがコッチは」
羽「されてるぞ、と」
羽「お仕事以外…何だろ…」
福「何かありますか。
俺はね、ここに来るまでの間に目に入ったのは猫カフェです」
一同「あー」
羽「注いでますよねー」
福「うち、5匹ぐらいいまして」
羽「目の前にありますよね。
ドッグカフェと書いてあって猫もいますってあるから、どっちかな、と(笑)」
羽「僕はですね…とりあえず今のところは親孝行かな」
福「それと、あと、そこに飾ってありますけど超合金魂」
羽「あっ」
福「あれのサンプルが昨日うちに届いたんで」
羽「いいなー。僕は会社に…」
福「当面はアレじゃないですか」
羽「そうですね、一晩中…」
とツマミを回す仕草の監督。
まだ続きます