2024/01/29

仕事が休みの月曜日。

本に関する仕事をしているのに、なかなか、じっくり読書出来ずに鬱々。


そんな日々を送りつつ、迷いに迷った上、

先週、ついに、

寺地はるなさんのデビュー作『ビオレタ』を手にとりました。


好きな作家さんで、たくさん読んでいるのに、いや、読んでいるからこそ、デビュー作は大事に読みたい。

温めに温め、今じゃない!とか、ゆっくり読みたいとか、何かと理由をつけて、むしろ遠ざけていました。いつも、本棚に並んでいるのを横目で見ていたけれど。


ついに、観念して読んだっていうのかな?

でも、読み始めたら、あっという間で。

印象深いセリフもありました。


「さびしいのは標準装備」「人の言動を深読みして、利口になったつもりかな。」


家族について語らせたら、今は、右に出るものがいないかも?って思う、寺地さん。

『夜が暗いとはかぎらない』を初めて読んだ時、心が温まるのを感じました。


時間を忘れ、読書に没頭する充実感。

この上ない幸せな時間。


デビュー作、期待を裏切りませんでした。

ここから、寺地さんが始まったのね?

子育てに近い感覚。


じたばた生きるって、大事だよね~。(感想)


贅沢な休日を過ごしました。





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