この日の母は比較的機嫌良く、ヘルパーさんともよく話をしていました。
スープやバナナ、カステラを少し食べ、温かい玄米茶を美味しいと言って飲んでいました。
でも昼頃は怖い怖いとうなされていました。
妹が優しく声をかけると怖かったと言って目をさましました。
フルーツアイスは食べやすいようで、よく食べていました。
訪問看護師の方が仙骨部に発赤があると報告がありました。
母はふと寂しくなったり、実父のことをよく話してました。
お父さんに会いたい会いたいと言ってました。
近所のスーパーへ行く道が実父と歩いた道によく似ているらしく、そこを通ると実父を思い出すと話してくれました。
母は話をすると落ち着いて、気分が良くなるようでした
もう自分で体位を変えることも、動くことも出来なくなっていました。
点滴をしようにも血管にハリが入らないためできません。
水分を入れると痰がからむので、しなくても良いと先生からは言われました。
少しでも側にいたい、母のしたいことをやってあげたいと思っていました