不適切な発言をして、謝罪する。
不適切な行動をして、謝罪する。
今年は大流行りです。
なんだか毎日どこかで見たり聞いたりしているような気がする。
ただ、謝罪している連中がどれも同じように見えてしまうのは私だけかな。
似たり寄ったりというか目くそ鼻くそというか同じ穴のムジナというか、とにかくどれもこれも、頭が悪い。
気に毒なほどに頭が悪い。
哀れなほど、悪い。
だから、仕方ないと思ってしまう。
賢い人間なら、あとで謝罪するようなへまはしない。
物事の善悪を知っているから、誰かを傷つけたり、誰かをバカにしたり、誰かを見下したり、そんな愚かな振る舞いはしない、頭が悪いから仕方がない。
誰かに言われるまで、わからないのが、そもそも幼稚な証拠。
誰かに注意されても、理解できていない顔をしていること自体、頭の足りない証拠。
しかし、そんな連中ばかりの時代になってしまった、だから今年、陳腐な謝罪を腐るほど見せられている。
多分、それを見ている子供たちや若い連中が、何をやっても謝罪すれば済むという稚拙な勘違いを身に着けているだろう。
この国はますます、謝罪の国になっていく。
人を殺しても謝罪すれば済む国になっていく。